「あなたって何考えてるのかわからない」は、心の蓋のお知らせですよ

「あなたって、何考えてるのかわからない」

ふとした時に感じる、相手との微妙な壁。
信頼して欲しいのに、そこに隔たりを感じさせる何か。

恋人や友人に、あなたの本心がわからないと言われても、自分では本心を隠したつもりはないので、じゃあどうしたらわかってもらえるのかと試行錯誤するも、やっぱり伝わらず。

むしろ、さらに本心を隠したまま取り繕っていい顔しようしてるように映ってしまい、ますます相手から違和感を感じられる。。

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「あなたは本音を言ってくれない!」
「本当の自分を見せないから、いつも人が離れていってうまくいかないんだよ」

・・・そこまでは、もう散々指摘されてわかってる。
わかってるけど、そこから先に進めない。。
という人へ。

先に一つ言っておくとね、
人からそうやって責められたとしても、
あなたは悪くないんです。

だって、自分でも自分の本心がわからないのだから。

 

わかってたら見せるさ。
自分の大好きな人に、信じてもらえるように。
でも自分でもわからないものを、見せようがないのさ。

だから余計、もどかしくて苦しいのさ。

これ、恋愛でも仕事でも家庭でも一緒のことが起きてます。

 

本やセミナーでよく聞く「本当の自分を見せられたら、今うまくいっていない色々な問題が急にうまくいき出す」という説は確かに事実なんですが、その前に、そもそも「自分の本当の気持ちのわかり方」がわからないところでつまずいているケースがすごく多い。

心のずっと奥底の自分が、本当の気持ちを言えなくて言えなくて、自分にすら言えなくて、隠しすぎて自分でもそれがわからない状態だから。
そんな、自分の本心がわからない自分に気付いてしまい、愕然としたりします。

誰か、私の本当の気持ちを教えてください・・・と自己啓発や心理学のセミナーに行くと、余計に迷子になりかねないので注意してくださいね。

誰かに自分の答えを教えてもらおうとする限り、終わりはないです。

 

絵日記学は、大人になって自分が見失ってしまった「自分の本当の気持ち」をもう一度自分で思い出す為の講座です。

よくある「いいことを3つ書きましょう」とか「目標を書きましょう」という何か特殊なテーマに沿って毎日書くのではなく、ただ日々のことを言葉と絵でかくだけで、「本当の自分」が勝手に面白いほど現れてきます。
(ちなみにそれらの「いいこと」や「目標」は、思考から綴られたタテマエで書いてしまうことが多く、本心から余計遠ざかったりします。)
読み返した時、それが誰かの言葉でなく全部自分の筆跡や言葉で書かれているから、すごくしっくりくるんですよね。

自分の本当の気持ちが表に出せた時、本当に出来事が「なにこのマンガみたいな展開?」ってくらい、面白いほど大きく変わります。笑
いつも奇跡が当然のように起こる、という感覚が掴めてきます。

ライフ イズ ドラマ。

その起きたドラマを、更にまた日々の記録として綴っていくことで、ヘタなドラマよりよっぽど面白い、魅力的な絵日記になっていきます。
つまり、そんなドラマだらけの魅力的な人生になっていくということです。

 

自分の「心の素顔」を見せてもいいと思える相手に、それごと好きになってもらえるか。
そして相手の心の素顔も、それだけ好きになれるか。
心からの気持ちを相手に見せられた時、相手も同じくらい心からのものを見せてくれた時、信頼関係は強くなり、今度は「2人の想い」を一緒に作っていける段階に進むのだと思います。


2016-09-27 | Posted in 心のおはなしNo Comments » 

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