【絵日記学生の集い2017】5人目 フタカワくん

ライターもっちーの取材レポート第一弾。
『絵日記学生の集い2017』です。

 

 

〈 自己紹介という名の座談会 〉

2017年12月23日、都内某所にて。講師の沙和さんと、絵日記学を学んだ講座の1期生~5期生が年の瀬に集結。
自己紹介と称して始まった座談会は、気づけば2時間半にも及ぶことに…。
絵日記学との出会いから絵日記学との関係性、自分に起こった変化までを語りました。笑いあり、涙あり。共感あり、気づきもあり、思い当たる節があってもだえることも(笑)ありました。

誰しも、それだけ語れるほどのものを持っているのだということに感動すると同時に、絵日記があったからこそ、自分の心や行動に目を向け、自覚的になることで語ることができたのだろうなと絵日記学の可能性を強く感じました。
人生をより深く濃いものにしてくれる、絵日記学の価値の一端を示すリアルな記録として。
(ライター:もっちー)

5人目 フタカワくん

 

 

沙和さん:じゃあ、5期つながりのフタカワくん

フタカワくん:はい、5期生フタカワです。軽井沢でサラリーマンをやっています。
就職したのは土建屋さんなんですけど、今は別の会社に出向していて、有料道路を運営するというすごく説明しづらい仕事をしています。軽井沢、急に行けって言われて今、3年目です。

元々、絵日記に行くきっかけは、私の上司にパーティーピーポーな60歳過ぎの人がいまして、その人が時々会社にお客さんを連れてくるんですよ。それで、去年の夏ぐらいに来たのが沙和さんだった。

沙和さん:そのパーティーピーポー(笑)な人とは、また別のイベントで出会ったんだけど、「軽井沢に視察に行ってくれ」って言われて。「こういう道路の管理のような分野の人は頭の堅い人がどうしても多くて、感性の強い人が僕しかいないんだよ。このままだと、若い人や新しい人に伝える表現ができないから、感性の強い沙和さんに行ってほしい」とずっと言われていて、私もよくわかっていないまま二つ返事で答えたら本当に行くことに。
軽井沢側の人たちも、よくわかんないけど誰か送り込まれて来たぞ?みたいな状態で(笑)。あれはアウェイだったなぁ。

フタカワくん:もう、はじめましてって感じで。だけど、「こういうおもしろいことやっている人もいるんだな」と思いました。
せっかく出会ったし、ちょうど「このまま軽井沢にいてもどうなんだろう」とサラリーマンとしても悩んでいた時期だったので、良いきっかけになればと、やってみようと思いました。
それで来月で卒業するという状況です。僕は理論派な人間、理知的な人間と思われがちなんですが、割と感覚的、がさつで、子供の感性でしか動いてないんですよ。

沙和さん:フタカワくん、子供力、めっちゃ強いよね。
しかもメインの行動動機が「怒り」なんだよね。

もっちー:あ~、宿題でアップされてたフタカワくんの絵日記、そうでしたもんね!

沙和さん:本人に会う前に、絵日記で先に心の情報が知られてる(笑)

 フタカワくん:なんかめっちゃ恥ずかしいですね。(笑)

それで、仕事をやってきたんですが、今の感覚だけで生きるのはちょっと無理がある。子供心の状態ではサラリーマンできないので、大人でもない子供でもない人が出てきて仕事している感じ。とりあえず、何ともいえないサラリーマン生活を送っているので、将来的にはうまく思考力と感性を使い分けられる人間になれればもっといい仕事ができるのかなと思っています。

沙和さん:フタカワくんが最初に来たときは、この見た目の雰囲気なもんだから、「大人心が強くて頭の堅い人なのかな」と思っていたんだよね。
だけど、第一話のタイムカプセル編の時だったかな?大人心、子供心、コアを描くときに意外と抵抗なく表現し始めて、どんどん描いて、どんどん話してくれた。しかもその時描いた『大人心』のカプセルの絵が、結構怒っていたんだよね。咥えタバコして「チッ」みたいな顔をしていた。
その絵を見て、あっ、この人、面白いなぁって思った。
小心者っぽいおそるおそるでペコペコみたいな感じかと思いきや、意外とパンチのあるものを奥に隠し持ってるね~ってニヤリとしちゃった。

それまで自分の怒りというものは、「社会人だから怒っちゃいけない」と蓋をしていたんだけど、「そうか、自分はこんなに怒っていたんだ」という本当の感情が見つかってきたんだよね。〝自分が今何を感じているか〟、それをなかったことにしなかったことは大きい。
ただ、その感性のみだと社会では生きていきづらいから、それを蓋しない方法でどう生きていくか、大人心の思考力をつけていかなきゃね、というのが今の段階だね。
すごく良い順序で進んで来ているんだよね。
蓋をして〝なかったもの〟にしていた子供心を取り戻して、それをないがしろにしない方法で今度は社会や他者と関わっていくのが『本当の大人心』です。

あ、そういえば、今日の男子3人、みんな25歳の時に絵日記学をスタートしてるんだよね。

一同:へぇーーーっ

沙和さん:「大厄」という一番の厄年が、男性は25歳の時なんだよね。女性は36歳で。
まぁ「厄年」っていっても、災いとか不幸じゃなくて、その人の人生の今後を見つめ直す大事な節目や岐路のことなんだと思う。絵日記学受ける人って、自然とその年齢の人が多く来るんだよね。
フタカワくんもまさに25歳だ。

望月:それは良いものに出会いましたね。

 沙和さん:そうだったら嬉しいね。

・・・ちょっと話が脱線しちゃいましたが、それでは続いてはるなちゃん。

 

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