[絵日記学に向いている人その2:表現する人]

「この絵日記講座は、
講座とかセミナーというものじゃなくて、
ライブに近いんだ」

「さわさんの講座って、
何故かライブが終わった後のような余韻が残って、
うまく言葉にならない…」

 

音楽をやっている人たちから
よくこんな感想を頂きます。
あはは、なんででしょうねーくらいで
あまり気にせずにいたのですが、

甲本ヒロト「14才」の歌詞を読んでいて
あぁ、こういうことか、とわかりました。

歌詞

目から入って、ハートに突き刺さる。
耳から入って、ハートに突き刺さる。

あぁ、私の講座で、
生徒さんが感じてたものがこれなんだ、と。
講座の中で、
表面的には「言葉」というものを
渡しているだけなんだけど、
その言葉を自分の「真ん中」から発した時、
その言葉の中に込めたものが
受け取り手の「真ん中」に突き刺さる。

歌や言葉だけではなく、
絵やビジネス、スポーツ、料理など、
人が生み出すもの全てに言えることだと思います。

 

「君は、確かにうまいけど
何も君らしさや想いは伝わってこないね」

そう言われてしまうのは、その作品の真ん中に、
何も込められていない外側だけだから。

もしくは、
自分のどんな想いを伝えたくて作ったのか
自分でもよくわかっていないから。

人間の真ん中にある「コア」で生きる人は、
相手のコアに届けることができる。

それは、
自分と向き合った分までしか見えてこない。
そして、
見えた分までしか、相手に響かせられない。

 

だから、
自分と向き合い、
自分の真ん中である「コア」を見つけて生きることが
できるようになるこの絵日記学は、
表現をする人には必須科目だと思います。

 

表面を作る知識やテクニックは、
外から身につけることができる。

でも、
あなたの内から沸き上がるものは、
あなたという人間にしか発することができないんだよ。
…で、あなたは何が伝えたい?
何をみんなに響かせたい?

それは、

「どう生きたい?」と同義でもあるからね。


2015-11-19 | Posted in 大人の絵日記学No Comments » 

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