「本当の美しさとは?」絵日記学の講師の職歴:エステティシャン

「美しさ」ってなんなんだろう?

美しい人を指す美や、
美術が指す美や、
美しい景色や、
美しい言葉や
自分は美しくないと悩むことだったりとか…

なんなら、顔ははわりと普通っちゃ普通なのに、なんか惹きつける魅力がある素敵な人の違いはなんだ。

「美しい」が指すものが持っている共通点はなんなのか。
それが、私が何年もかけて美の本質を探る始まりでした。

 

昔から、なぜなぜどうして?とその仕組みに関心がいってしまい、大元や法則を見つけたがる子供でした。
物事の本質がわかると、それを応用させて、自由に遊べると思っていたから。

 

美とはなにか?

その答えを、文献で調べてわかった気で頭でっかちになるより、自分の言葉で答えを出したい。
だったらリアルな現場から、自分の肌で感じてこよう。

そんな探求者魂全開な、不純なんだか純粋なんだか不純すぎて純粋なんだかな動機から、私はエステティシャンになりました。笑
そこで美大とかじゃないんです。

美に対してお金の動く、生の人間の声の方がリアルそうだったから。

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そんな動機の私でもなんとか受かり、エステティシャンとして働き始めました。
そしてお客様を何百人も見ているうちに、不思議に思うことがありました。

一般的に、20歳を越えたあたりから細胞はガクンと衰え始めるといわれているけど、私の目の前にいる女性たちは、20代でも老け込んでる人もいれば、40代でもとっても綺麗な人もいる。
その違いは、一体なんだろう…?
お客様と話していくうちに、見えてきたことがありました。

あぁそうか、

『美意識』のあるか無しかだ。

 

そして、一般的な説ではつじつまが合わず疑問だった老化は一体いつから始まるのか?というと、

美意識を捨てた時点から、女の老化は始まるのだ

という結論に、その時至りました。

 

たとえば

「仕事が忙しくて疲れてるから仕方ない」
「子どもができたから仕方ない」
「お金があったらキレイになれるのに…」

と、自分以外のもののせいにしないということ。
自分をキレイにするのは、自分の責任だとどこかでわかっている人は、この美意識が高い気がしました。

これも、絵日記学の中で、「本当の大人」になるための話として出てきます。

自分の生き方を、他者のせいにしないこと。

自分の人生で起きてくる様々な問題は、実はここが重要な鍵になっています。
(このままでは話が脱線しそうなので、またの機会に。笑)

 

ちなみに、美意識と合わせて発見したのが、そもそも「年齢」という言葉が指すものに色々入り交じってしまっているからわかりにくいんだ、と。
人の年齢には三つあるのだなと思いました。

実年齢 と 見た目年齢 と 精神年齢

これの総合が、その人のまとう年齢の印象であるということも、自分の中から自分の言葉で出せた結論でした。

 

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人の美しさとは何か。

その本質を理解し、その空気をまとう大人になるにはどうしたらいいか。

 

絵日記学 と エステティシャン。

一見遠回りのようですが、ここで見つけたものが、今の絵日記学の中で教える大事な構成要素の一つになっています。

そんな、絵日記学ができる9年前の、昔の私のお話。

写真

↑2006年の頃の絵日記


2016-03-24 | Posted in さわ's絵日記(ブログ)No Comments » 

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