絵日記学 卒業生の声:ユミコさん
絵日記学を修了した生徒さんたちに、改めて自分たちの変化について質問させてもらいました。
4人目は、元ベンチャー企業の事業マネージャー、ユミコさんこと佐藤 由美子さん。
論理的で交渉事なども強く、仕事バリバリの「ザ・できる人」な彼女。
物怖じせず切り込んでいけるため、ビジネスでの成績もよく、上司からも部下からも一目置かれている印象。
そんな彼女の心の内は、どんなだったのでしょう。
1・絵日記学を受ける前のユミコさんはどんな人でしたか?
白黒ハッキリさせるのが好きで、自分の中の見たくない部分(弱い部分、できの悪い部分)に目を背けて無かったことにして、自分にとって都合のいい部分(仕事スイッチが入った時のアグレッシブな部分)だけを強化してました。
数字や大きな課題を課せられる度に必要以上に自分を追い込んで、終わると心身共に疲れ果ててしまう・・・。
今思うと、自分にも人にも厳しかったと思います。
2・絵日記学を受けようと思ったのはなぜ?
絵日記学をはじめる半年程前から今後の人生を見つめ直す意味で、一度徹底的に自分と向きあいたいと思っていたものの、自力では限界を感じていた時に、これを知りました。
今までも仕事やプライベートで多数の講座に関わってきていたので、自分なりに新たな体験や知識を得たり、頭が整理されることで前向きになれるなど“外側から得られる刺激”は愉しんできましたが、絵日記学は自分自身が描いた内容を記すことで自分を知るという“内側から得られる体験”である事に興味を持ちました。
自分が描いた絵や言葉を用いて、それを紐解いて自分を知るというのは、最善の自己探求の答えだと思います。
3・絵日記学を卒業したらどう変わりましたか?
まだまだ探索中ですが、長年わだかまっていた家族間の問題(と思い込んでいたこと)が解決したこと、自分の中のいい部分も悪い部分も認めて受け入れたことで、本当の意味で心に平穏が訪れた感覚になれました。
今まで成果を強く求められる環境に長くいたこともあり、最初は楽しんでいたはずが、自分の本当の望みより成果が上がる手段だけを正解として採用してきました。
絵日記学を受講してからは、初めて自分が心から望む働き方をしたいという意思を相手に素直に伝えることができるようになり、結果、自分の希望通りの条件で働くことができるようになりました。
今、新たな環境で新たな一歩を踏み出しています。
4・それはどんな気持ちの変化があったからですか?
子供の頃の自分を好きではなかったので、早く大人になりたいと願っていました。
努力を積み重ねて、自分が望んだ大人にはなれたけど、子供の頃の自分を今も否定したままでいると気づき、“子供の頃の認めたくない自分も含めて自分なんだ”と受け入れることができたからだと思います。
それに気づいた時の絵日記には、子供の姿の自分と大人の自分が合体してひとつになる絵を描いたのですが、絵で表現した事と心の中が、ひとつになる事を体感することができました。
5・最後にひとこと
「自分を知りたいと思っている人へ」
人のことはわかっても、案外自分の事はわかりません。
もしかしたら、客観的に見れない分、自分の事ほどわからないかもしれません。
「自分を知る」ためには、外側ではなく、自分の内側に目を向けるということ。
とはいえ、具体的にどうすればいいかわからないものです。
絵日記学は、絵日記を描くという行為を通して自分の内側を静かに見つめることができます。
そして、描いた絵日記を読み返すことで、その時は気づかなかった新たな発見や気づきが後から後からやってきます。
描いた瞬間だけでなく、普段の何気ない事が絶えず気づきをもたらしてくれる。
そんな経験が日々積み重なって1年後、2年後と続いていくんです。
卒業しても、選択を迫られる度に迷いや悩みも沢山出てくると思います。
それでも絵日記を通してしっかりと自分を見つめていく限り、自分らしい生き方を歩んでいけるという自信を持てるのは、今まで書きためてきた絵日記と、これからも増えていくであろう絵日記が傍にあるから。
もし、自分を知る手掛かりを探しているなら、絵日記学をはじめてみませんか。
私は、一足先に新たな一歩を踏み出しました。
ユミコさん、ありがとうございました!
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