小学校にて絵日記講座をしてきました!

ご依頼を頂き、
文京区にある小学校にて、六年生の授業として
キャリア教育の授業と絵日記講座をしてきました。

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「今日は仕事の話をするらしいんだけど…その前に。

これからみんなは小学校を卒業して、中学生になって、
高校や大学にも…いくのかな?仕事をするかもしれないね。
そうやって、だんだんだんだん大人になっていきます。」

「ではこの中で、大人になりたい人〜?」

半分くらいの子どもが手を挙げました。

「ちなみに私は、大人になりたくなかった子どもです。
なんか、大変だけど仕事しなきゃ生きていけなくてで、
目が死んでいくものが大人と思っていたから。笑」

「今日はね、
大人になっても目がキラーンとした大人で生きるための、
『自分にとっての大事なもの』を見つける方法をお話しします。」

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.しごとについて

自分の絵日記学の講師という仕事について語るだけでなく、

「じゃあ、みんなは『仕事』ってなんだと思う?」

と、逆にみんなに質問。笑
不意打ちに面食らってましたが、グループで話し合って、
みんなしっかり自分の考えを発表してくれました。

お金を稼ぐため

社会に貢献するため

自分のやりたいことをやるため

家族を養うため

ダメな人にならないため(笑)

みんな立派な意見を持っていて、沢山書いてくれました。
さすがもうすぐ中学生になるだけあります。

 

その中の一つのグループが、
たった一言『使命』とだけ書いていて。笑

「そう、仕事ってね、みんなの中の『命』、つまりキラーンを『使』って
お金を稼いだり、社会に貢献したり、家族を養ったり、自分のやりたいことをやって、
人生を楽しんだりするということなんだよね。」

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2.自分の心を知るための絵日記の書き方

「自分のキラーンとしたものはね、
みんなの心の、さらにその中にあるんだよ。」

中学生になると、より心も思考も複雑になってきます。
自分の気持ちが自分でわからなくなってしまうと、
フタをしてしまったり、感情に自分が呑み込まれてしまったりし、
一人で悩んで苦しくなってしまう。

自分のコアとは不本意な方向に進んでも、気付かなくなってしまう。
だからこそ、自分の心と向き合うことで、
『本当の気持ち』に自分がちゃんと耳を澄ましてあげることで、
自分が生きる上で大事なものがわかってきます。

「これがね、自分に嘘をつかないで生きる方法なんだよ。
そうしたら、みんなの中のキラーンは、
大人になっても曇らないから。」

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同じ感情を表す言葉でも、絵にして表すとこんなに違う
という話をしているところ。

前に出てきて、みんなに顔を描いてもらいました。
それにしても、みんな上手だなぁ。

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絵日記は、別に毎日書かなくてはいけないもの…ではないです。

ただ、いつか自分が立ち止まった時、
ちょっと今の自分の気持ちを書いてみようかなぁという
自分の心を見つめる手段の一つとして知っててもらえればいいと思います。
そう言う手段を、一つ知っているのと知らないのとで全然違うから。

 

最初はほとんど目も合わせてくれず、
なんか変な人来ちゃったかも…みたいな表情でしたが、
話を進めていくうちに、
「この人は今、大事なことを言ってる気がする」
と、ちゃんとわかっているのが、
みんなの目や表情から伝わってきました。
子どもの方が、変にねじ曲げた解釈をせず
本質をそのままストレートに受け止める力があるのかもしれません。

 

六年生のみんな、おつかれさまでした!
もうすぐ卒業おめでとう。

自分のコアで生きて目がキラーンとした、
かっこいい『本当の大人』になっちゃってください!

ありがとうございました!!


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