小学校で志や使命の仕事の見つけ方のお話をしてきました
先日、小学校のキャリア教育の授業で
仕事の話とミニ絵日記講座を
開催してきたのですが、
そこの小学校の子どもたち一人一人から
お手紙が届きました!
これは嬉しい。。
そのお手紙の一部を紹介します。
小学6年生、理解力&言語化力すごい!
いや、今の6年生って、
感想文こんなにしっかりしてるんですか?
‥‥というわけで、
仕事や将来について話す
『キャリア教育』ですが、
絵日記学の先生の仕事内容を話しても
ニッチすぎて
あんまり参考にならないと思うので、
ちょっと趣向を変えて
「仕事というのは
今ある職業の中から選ぶだけじゃなくて、
自分オリジナルの仕事を作ることもできる」
というお話をしてきました。
たとえば「絵日記」なんていう、
将来何の役に立つかわからないし
そんな仕事が今は世の中になくても、
本当にそれが大好きなことなのなら、
「絵日記の仕事」というものを
新しく作ってしまえばいい、と。
それを作っちゃった無茶な大人が、
今目の前にいる私なわけです。
すごい説得力あるでしょう?笑
絵日記ですら
仕事にしようと思ったらできるんだよ。
だから、もし今みんなが
「自分ではすごく好きだけど
将来何の役にも立ちそうにないこと」
があるのなら、
それはぜひ大切に持っていて欲しい。
大人になってから、
それを仕事にする方法って
本当はいくらでもあるから、
だから大人からムダと言われても
友達に笑われるようなことでも、
それが本っ当に好きなのなら
絶対に自分から捨てちゃダメだ。
なぜならそれを好きと感じた気持ちは
自分の心でしか感じられないもので、
そこに自分の生きる目的や使命である
キラーン✧があるから。
それを仕事にした時、
やりがいがあって夢中になれて
目がキラキラした大人になれるんだよ。
というようなことを話したと思います。
(熱が入りすぎて記憶があいまい)
そんな話をしたものの、
「志」や「使命」といった
大人でも難しいこのテーマを、
小学生がどこまで理解できたろう?
と思ったら、
冒頭のような素晴らしい感想が続々。
しかも、無難な感想なんて一つもなく、
ちゃんと自分自身の思ったことを
自分の言葉で書いてくれているのが
わかりますよね。
あぁ、そうか。
むしろ子どもの方が、大人より
まっすぐ受け取る力は高いんだったな
と、心配した自分を反省。
ちゃんと大事なことを、
大事なまま受け取ってくれていました。
そしてとてもよかったのが、
みんなの心に残ったポイントが
バラバラだったこと。
つまり、「これが大事ですよ」と
大人が言ったことを
そのまま書き写すのではなく、
自分にとって大事だと思ったものを、
ちゃんと自分で見つけられた証拠なんです。
何が大事かは、
その人の価値観や個性によって違います。
「自分にとっての大事なことは何か?」を、
ちゃんと一人一人が
自分の頭で考えていたことが
素晴らしいなと思いました。
「自分の本心にフタをしてしまう
大人にこそ絵日記が必要だ!」
と主張してきた絵日記学ですが、
子どもに絵日記学を教えることも、
10年後の大人予備軍という意味では
本来の主旨から逸れていませんでしたね。
今後、子どもの教育の分野でも
キャリア教育や道徳の授業として
絵日記学はお役に立てるのかもしれない
という可能性を見せていただきました。
この先、
小学生は卒業し中学生になっていきます。
そして、
心は子供心のままだけではいられず、
大人心が育っていきます。
子どもから大人へと変わっていく中で
うまくいかなくて苦しい時、
自分の本当の気持ちや大事なものが
見えなくなりそうになった時、
ある日突然よそからやってきた
変な大人の人が話したことと、
自分の書いた感想を思い出して欲しいなぁ。
そこに、子どもの頃の自分の字で、
大事なことが書いてあるから。
大人だって志や使命を見つけて
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