絵日記学 卒業生の声:はるなちゃん

絵日記学を修了した生徒さんたちに、改めて自分たちの変化について質問させてもらいました。

栄えある一人目は、
映画の翻訳家、はるなちゃんこと佐藤 栄菜さん。
周りの人がメロメロになっちゃうほど可愛いく魅力的なのに、とても謙虚。
とにかく勉強熱心で、時間さえあれば日々勉強。
翻訳の仕事についた後もなお英語の更なる上達の為に、試験だけでなく大学の学会などにも参加し続ける努力家の彼女。

一見、既に申し分なさそうですが、そんな彼女の心の内は、どんなだったのでしょう。

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1:絵日記学を受ける前のはるなちゃんは、どんな人でしたか?
罫
「自分に自信が持てず、いつも周りと自分を比較して、今の自分に足りていない部分を補う為に時間を使っていました。

例えば、仕事以外の時間を勉強に充て、週末は勉強会に通い、平日は通勤時間に揺られながら予習をする日々を送りました。
読む本も、仕事のためになる本か、自己啓発本しか読みませんでした。
付き合う相手も、努力してる人としか会いませんでした。愚痴や不満ばかり吐く人や、苦労せず楽して生きたいと言っては何も行動を起こさない人間を心のどこかで蔑んでいました。

いつだって自分は不完全で、そんな自分を嫌い、責め続け、心が休まる瞬間がありませんでした。
努力する自分を捨てれば、誰からも必要とされなくなる、組織から見放される、という恐怖がありました。
「〜ある以上、〜でなければならない。」という社会通念にとらわれ、常識の正義を信じて、それに必死にあわせていたと思います。

 

2:絵日記学を受けようと思ったのはなぜ?
罫
自分の将来を考えた時、そろそろ言い訳する人生をやめたいと思いました。
大人として、誰でもなく、自分の手で、自分を救い導いてあげられるようになりたいと思いました。
絵日記学を自分の人生に組み込めば、私が目指す「大人」になれるかもしれないと思ったのです。

 

 

3:絵日記学を卒業したら、どう変わりましたか?
罫

自己啓発本を読まなくなりました。
「こうすべきだ」という他人の教えを聞くと、「なるほど」と感心する一方で、「この点で自分の意見と違う」とはっきり言えるようになりました。
常識を正義とあがめずに、「自分の基準」を優先できるようになったのかもしれません。
何が起きても大丈夫」という、自分への信頼と揺るがない安心感が常に心と頭のどこかにあるような気がします。

以前から感情が表に出やすいタイプでしたが、心が乱れた時に冷静に対処できるようになったと思います。感情が動いた時、表面的には「怒り」や「悲しみ」でも、本心で自分がどう感じていたか、分析できるようになりました。
自分という人間について前より詳しくなった気がします。自分が何を感じて、何を思い、何を考えるのか、毎日の中に自分を知り、人生を楽しむヒントが隠されているような気がして、面白いのです。

 

4:それはどんな気持ちの変化があったからだと思いますか?
罫

不完全でポンコツな自分を無条件で許せるようになり、愛せるようになったからだと思います。不完全な形の今の私こそ、実は完成形だったと知ったからです。

そして、大好きな仲間たちもまた、不完全でポンコツな私を「私」として受け入れ、愛してくれているのだとわかったことも大きな気付きでした。
周りと比べることはあっても、焦ったり不安になることはなくなりました。

自分にストイックに生きて、全ての無駄を省き、最短ルートで人生の階段を駆け上がる生き方もいいかもしれません。
でも私は、今いる場所から見える景色を思い切り楽しみながら、自分のペースで人生をやっていきたい。
こんなふうに、ざっくりと人生についての方向性が見えたように思います。

明日のために今があると思っていたけれど、今日のために今日がある、という感覚を持てるようになりました。
これまでバラバラだった頭と体と精神が、ようやく一つにまとまったように思います。

 

 

はるなちゃん、ありがとうございました!

 

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2016-05-04 | Posted in 大人の絵日記学No Comments » 

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