感情的な人に振り回されるのが苦手な大人は、人との親密な関係が築きにくい

大人になっても子供のように
感情的で感覚的な人がいます。

その日の機嫌で態度が変わったり
感情のままに動いて周りを振り回したり
怒ったり泣いたりはしゃいだり。

あなたの身の周りに、
思い当たる人はいないでしょうか。

 

このような人と関わっていると、
心がやけにザワついて
振り回されたこと以上の
ダメージを感じ
ている
ことがあります。

 

最初は理解しようと努力するのですが、
相手の言い訳のような主張や態度に、

「あーーーめんどくさ!子どもかっ!
もう勝手にしろ
!」

とバッサリ切り捨てたくなってくる。

そんな本音は心の中だけで叫んで、
「相手にも相手の事情があるのかもな」
と大人の理性でうまく抑えた
‥‥つもりが、
イライラピリピリした空気は
案外伝わってしまうもので。

 

特に感情的な人は感受性も強い人が多く、
あなたの空気に刺激され
ますます不安定になり、
避ける、怒る、被害者意識を持つ‥‥
そんな悪循環にお互い陥ってしまいます。

そんなことが繰り返されるうちに、
相手のことが苦手になったり
嫌悪感すら感じてくるかもしれません。

そんな、感情的な人に振り回されて
心がモヤモヤザワザワし疲弊している大人
の方に向けて書いてみたいと思います。

子供心が強い人の二つの方向性

ここから少しだけ、
「感情的な人」
「それに強く反応する人」が生まれる
心の仕組みについて解説します。

 

感受性が高く感情・感覚的な心の性質を、
絵日記学では『子供心』と呼んでいます。

▼大人心・子供心の詳しい解説はこちら

 

この子供心が強い人が
人や社会の中でつまづくと、
人一倍大きくショックを受け
深く傷ついてしまいやすいんです。

その時、
子供心は二つの方向に分かれます。

一つは
感情をそのまま外に出す方向、
もう一つは
感情を閉じて
理性や思考で自分を守る方向
です。

 

元はどちらも子供心なのですが、
前者は冒頭の例のような
「子供っぽく感情的な人」になり、
後者は
「感情的にならない思考的な人」、
つまり『大人心』を強化するんです。

過度に大人になった人が抱えるもの

この「大人心の強化」は
人の心の成長していくプロセスと
一見同じように見えますが、
子供心が強すぎる人の場合、
これを極端にやってしまいます。

過度に大人であろうとする。

 

するとだんだん、
子供心の要素だった感情や弱さが
「邪魔なもの」「持ったらダメなもの」
のように思えてきます。

それは他人に対してだけでなく、
自分に対しても。

自分の感情を見ることが苦手になり、
感受性も閉じていってしまいます。

こうして「子供らしさ」の要素である
「感情・弱さ・依存=ダメなもの」
という感覚が、
心の深いところに根づいていくのです。

親密さにブレーキがかかる理由

この状態で人と親密になろうとすると、
心の奥で無意識にブレーキがかかります。

誰かに頼ることも
誰かに頼られることも、
どこか「うっ‥‥」と抵抗を感じる。

頭では「親密になりたい」
と思っているはずなのに、
近づけば近づくほど
なぜか心のブレーキは強くなってくる。

 

さらに、それを相手に悟られないように
一生懸命「親密っぽく」振る舞うと、
義務感や自己犠牲的になり、
ギクシャクして心が疲弊してきます。

相手から
「何考えてるかわからない」
「本心が見えない」
と言われてしまうやつですね。

 

親密になりたい、
その気持ちは嘘じゃない。

でも、感情を向けられるのが
そして自分の感情を出してしまうのが、
どこかすごく怖い‥‥

そんなジレンマで、
「自分の気持ちがわからない」
と悩んでしまう人もとても多いです。

だからこそ、
感情的な人を見ると
強い嫌悪感や拒否反応が起きやすい。

それは相手が未熟だからなのではなく、
自分の心の奥の方に封印した
子供心が反応している状態なのです。

子供心は「封印」するのではなく
「回収」する

子供の頃、
甘えてわがままを言ったり
誰かに依存したり
感情をそのまま受けてもらう経験は、
心の成長において重要です。

 

例えば、

・親が厳しくて
子供らしくいることが許されなかった

・そもそも親が感情的で幼かった

「子供らしく生きる経験」が
十分にできなかった人ほど、
大人になってから
人との親密な関係に戸惑いやすくなります。

 

子供時代にちゃんと依存して
守られてる安心感や信頼感を感じて、
大人になって自立し、
今度は誰かを守ってあげられる側になれる。

「子供時代に、子供らしくいる経験」が、
人と心から繋がれる健全な大人の心を作る
のです。

 

とはいえ、
今からタイムマシンで過去に戻って
親に文句を言うわけにはいきません。

それでも、
当時の満たされていないままでいる
あなたの子供心は、
今の大人である自分が
与えてあげることならできます。

「本当は怖かった」
「寂しかった」
「悲しかった」

そんな気持ちを無かったことにせず、
きちんと見てあげること。

それができるようになると、
感情的な人に対する
謎の過剰な心のザワつきやダメージも、
少しずつほどけていきます。

 

親密さは
相手を変えなくても築ける

感情的な人に振り回されると、
相手をどうにかしようと
大人の思考で
方法ばかり考えてしまいがちです。

でも本当に必要なのは、
自分の中にいる
「弱さを許されなかった子供の自分」
つながり直すことかもしれません。

 

親密な関係は、
強さや完璧さだけでは築けません。

弱さを持ったままでも、ここにいていい
と思えること。

その感覚を取り戻すことで、
人との距離感は
驚くほど自然に変わっていきます。

なぜなら、
自分の弱さや感情と親密になっているから
です。

 

自分の弱さを許せてこそ
大人の心が成長する

感情的な人が苦手で、
なぜか過剰にザワついてしまう。

それは自分の感情や子供っぽさを
人に開示することが苦手で、
自分の気持ちを見失いやすいから。

だから自分の子供心を迎えにいって
感情を取り戻してあげましょう!

 

‥‥と言われても、
子供時代から大人心を強化してきた人には
「で、どうやって??」
と途方に暮れてしまうかもしれません。

(感情・感覚的な人だと、
「そっかーーー!」ってなるんですが)

しかも元々それらに抵抗がある人が、
自力でやろうとして
早々に行き詰まるのは当たり前です。

 

でも逆に、
早い段階から大人心を鍛えてきた人
だからこそ、
思考や具体的な方法には抵抗が少ない
という強みがあります。

 

自分の感情を見つめ、
子供の自分の心を許し、取り戻す方法。

しかも無意識の抵抗が起きない方法。

その具体的な方法となるのが、
「日記」です。

もちろんただ出来事の記録だけだったり
綺麗事や表面的な感情を書いても
あまり効果はありません。

(これも大人心が強い人の日記に
ありがちなことです)

 

日記を使って内省し、
自分の心の奥にある感情を見つめる。

そして奥の方にある無意識の感情ほど、
モヤモヤして見えづらく
言語化が難しいものが多いです。

でも、その
まだ言葉になりきらない気持ちこそが、
大事なのにずっと見落とされてきた
「自分の本当の気持ち」だったりします。

だからこそ、
言語化せずに視覚化する「絵」
大事な役割を果たします。

 

言葉と絵を使って心を掘り下げ、
心の奥にある自分の気持ちを取り戻していく
内省の方法が、
大人のための『絵日記学』です。

子供の頃から
大人心で一生懸命頑張ってきた人へ。

絵日記学で未完了の子供心を取り戻し
思考も感情も豊かな「本当の大人」へと、
大人の心の再構築をしませんか?

 

 

自分の気持ちを取り戻して
人と心から繋がれるようになりたい方へ

 

 

2026-01-19 | Posted in 心のおはなしNo Comments » 

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