しあわせになりたい…のに。2.「何を信じているかの発見」がカギ

幸せになりたいのになれないのは、自分が無意識下で、幸せにならないと信じているから。
「思考」が叶うのではなく、「信じたこと」が叶う。
これが前回のあらすじでした。

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「いやいや、不幸になりたいなんて信じてるわけないじゃん」
「幸せになりたいに決まってるじゃない!」

頭では、そう思っているわけです。
つまりあなたが頭でどう思っていようが、今、あなたの目の前の現状が、全てあなたの無意識の望みが叶った結果ですよ。以上!

・・・とまぁ、理屈では、確かにそうです。
ただ、これだけだとなんか釈然としなくないですか?私ならしないです。笑

というわけで、今回は参考までに私の事例で見ていきましょう。

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私の場合、過去の絵日記を読み返していると、「大切にされて幸せになりたいと本気で願っているはずなのに、何故かいつも一歩手前でうまくいかなくなってしまい、男性からはぞんざいに扱われたり、攻撃される」という展開が、人やシーンが違うだけで繰り返し書かれていることに気付きました。

また、たまに物事がうまくいきかけた時はいきかけた時で、なぜか心がザワザワと違和感が大きくなり、うまくいっていることが居心地悪くなっていくという謎の現象も。笑
思考の大人心では喜ばしいことだとわかっているはずなのに、感情である子供心では、全然喜べなかった。

この時、子供心の方で何を感じていたかというと、「後ろめたさ」でした。そして「罪悪感」
じゃあそれが湧いてしまうのはなぜかと更に心を深く見ていくと、母の存在でした。

「お母さんが不幸なのに、自分がしあわせになっていいわけがない!」

と頑に言い張っている、心の更に奥にある「信念」が見つかりました。

『信じたことが叶う』。
あぁ、私はこれを信じていて、これが叶っていたのか。。
なるほど、確かにこれなら不幸を望む理由にも納得がいくわ・・・となりました。

 

さて、無意識に信じていたもの(信念)が見つかって、
そっかーじゃあしょうがないねー!(笑)おしまい
・・・で話が終わってしまったら、人生つまらないわけです。

神様から「君は『しあわせになりたくて必死で頑張るんだけど最終的にはなれないので、結局ギリギリのところでしあわせを逃すというのを一生繰り返し続けるのが、今回の人生の運命ね!」
って言われたとだけわかっても、余計切なくないですか?
これ書いてる私が切なくなってきました。笑

 

今は、このレールを発見しただけ。
そして、レールの目的地の設定が不本意だっただけ。
大丈夫。それ、書き変えられます。

未来が変えられなかったら、不本意な人生から避けられないレールの上をただただ進むだけだなんて、それこそ不幸です。

実はこのレールには、途中、分かれ道を作る「ポイント切り替え装置」があります。
変えたら、そのレールから伸びる先へと、行き先が変わるわけです。

ただ、今のままだと、ポイント切り替えをすることができないわけです。
なぜなら今自分だけ幸せになるコースへと変えてしまったら、母への裏切りのような罪悪感が一気に押し寄せて、切り替えスイッチの手を止めるから。
ここで目をつぶって無理矢理えーい!と変えたとしても、その後来る心の反動に、自分が更にやられます。

 

自分の人生、しあわせになってもいいし、不幸になってもいい。

本来、人は自分の人生でどちらを選んでもいいわけです。
そして、選択をしたのは、自分な訳です。
つまり、母も自分で自分の人生を選んだのだとしたら。
もっというと、そもそも別に本人は不幸だと思ってなかったら。
そうやって自分の勝手な解釈でなく事実を見つめていくと、自分のフィルターを通して見ていた偏見が外れていきます。

 

「・・・え?ってことは、もしかして、私のせいじゃないかもしれないってこと?」

と、心が我に返った時、何かが自分の中からぽろりと落ちました。
子どもの頃の自分が、「自分のせいでお母さんは幸せになれないんだ」とどこかでずっと信じていたんですね。
根深く信じていたもの。それが根底から剥がれ落ちたわけです。
それが外れて、初めて自分の本当の望みや気持ちが心から出せるのです。

「え、ぇ?もしそうだとしたら・・・
あの、わたし・・・本当は、私もしあわせになりたかった。。」

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今度は大人心ではなく、子供心から、おそるおそる「しあわせ」の方を選択する手が伸ばせます。
まだちょっと怖いような、気恥ずかしいような、なんともいえない気持ちです。笑
こうなると、大人心も子供心も、2人とも一致して「しあわせを望む」を心から選択することができるわけです。
すると今度はちゃんとポイント切り替えが起きて、ガクンと大きく人生の軌道が変わり始めます。

大人心(思考)と子供心(感情)がバラバラだと、うまくいかない現実が起き続けます。
でもそれは、主であるあなたを苦しめたいわけじゃなく、このレールの目的地がずれていることに気付こうよという心のサインなのです。

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さて、これでいよいよ大切にされてしあわせになるバラ色人生が始まる・・・

と思うわけですが、ここからが本格的に色々な激しいドラマが起きることになります。笑
長いので、また次回に続きます。

しあわせになりたい…のに。3.いざ望みを書き換えた後に起きること


2016-10-09 | Posted in さわ's絵日記(ブログ)No Comments » 

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