しあわせになりたい…のに。1.「思考は現実化する」の嘘
「幸せになりたいのに、何かが足りない。」
「願ったら叶うはずなのに、なんかうまくいかない現状がある。」
そんな思いを抱えながら、「私は幸せだ」と無理やりアファメーション(唱えて宣言)しても、腑に落ちなくないですか?
頭ではそういえばいいんだ!と思ってやっていても、自分の心では、釈然としていないから。
そういう頭と心が違う方向に進むほど、差が開きモヤモヤがどんどん大きくなります。
頭と心がバラバラというのは、放っておくと自分の心や瞳を曇らせます。
子供心では本当はこうしたいけど、大人心で「いや、でもそういうわけにはいかないし・・・」と反対意見で上書きする。
子どもの時はみんな瞳に光があるのに、大人になると曇った人が増えるのは、このためなんですね。
絵日記学では、この、分離してしまった子供心と大人心を一致させていきます。
だから心が整い、いい目をした本当の大人になっていくわけです。
さて、幸せになりたいのに、なんかうまくいかない現状が目の前にある話に戻りましょう。
大人がなんでわざわざ今さら自分の子供心と向き合う必要があるかというと、子供心のその更に奥に、自分が「信じているもの」があるからです。
で、この信じているものが全て現実を起こします。
良いことも悪いことも、信じた通りになる。
だから、大人心で「幸せになりたい」と思っても、もし思うような現実になっていないとしたら、信じているものの設定にオーダーミスが入っています。
そういう意味では、よくセミナーや本で言われている「思考は現実化する」は嘘です。
正確には、「信じているものが現実化する」。
そしてこの、信じているものというのは、やっかいなことに無意識のゾーンにあります。
オーダーミスまでわかったなら、じゃあそのオーダーを書き換えればいいじゃないか!
と先急ぎたいのですが、自分の本当の気持ち(心)を見つめていかないと、心の更に深層にある「信じているもの」を見つけて書き換えるところに辿り着けないんですね。
大人心の思考で、表面的な知識やノウハウだけ教わって幸せになろうとしても、うまくいかない壁にぶつかるのはこの為です。(図で見ても、大人心は一番外側の層ですよね。)
深層にある現実の発注元の「信じているもの」が、何も変わっていないから。
自分が無意識に何を信じているのか、まずはそれを見つけない限り、そのオーダーミスはずっと人生で繰り返されるので、仕事や恋愛やお金で、同じパターンを繰り返すことになります。
次回、これをわかりやすく理解するために、私の事例をご紹介したいと思います。笑
幸せになりたいのにうまくいかない現実ラッシュだった私の信じているものには、なんと「幸せになってはいけない」があったというお話です。
しあわせになりたい…のに。2.「何を信じているかの発見」がカギ
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