大人が絵日記をなかなか始められない理由
「大人のための絵日記学」サイトのおしらせです。
2016年7月22日に、講師紹介のページのプロフィール文が一部書き換えられます。
どこがかというと、
「大人になった今も19年書き続けている。」
というところ。
「19年」が、「20年」に変わります!!
そう、7月22日は、私が絵日記を書き始めた記念すべき日。
1995年の当時15歳の私が書いた私の大事なはじめての日は、どんな記事だったのか、ここで見てみましょう。
1日目
白紙。
2日目
白紙。
3日目
はいしゃ。
以上。
…どうでしょう!これが「絵日記学」創始者の、自分の人生をかけられる仕事に出会えた絵日記との、記念すべき日です。
すごいですね。もはやどこから最初に突っ込んだらいいか迷ってしまいますね。笑
(ちなみに4日目も白紙です。笑)
普通一番モチベーションの高いはずの初日から、何も無い。
三日目でやっと書いたと思ったら、名詞一つで終わりですね。名言も何も無い。
顔の絵が、まるに点に毛がはえた程度。→( ・)
それでいいのです。
もしあなたが、絵日記がハードルが高いと感じているとしたら、そのハードルを上げたのは、本当は私でなくあなたなのです。
どういうことかというと、例えば、
毎日書かないといけない。
絵がうまくないと描いちゃいけない。
いいことを書かないといけない。
と強く思っているとしたら、…とても書けないですよね。
ましてや、書いた事ないのに始めるビギナーにとってこれは、相当高いハードルになってしまうと思います。
始めのハードルを上げるほど、躊躇してしまい初動が重くなります。
そして様子見をしてしまうのです。
また、これがまさに自分を監視してダメだしをする大人心の特徴だったりもします。
子どもは、絵がうまかろうがヘタだろうが、描きたかったら描くし、描きたくなかったら描かない。
良くも悪くも、自分に正直です。
動機が他人軸でなく、自分の意思である自分軸だから。
当時の私は、最初から自分の中で決めていたルールがありました。
何もない日は書かないこと。
えぇ?と思うかもしれませんが、実はこれ、大事です。
何もないけど書かなきゃ…と思っている時点で、本音は「書きたくない」という方にあります。
そんな大人心の義務感で書く絵日記なんて、自分の本当の気持ちなんて書けるわけないです。
既に自分の「書きたくない」の気持ちに、嘘をついてるわけだから。
はじめの一歩は小さく小さく。
ハードルは、アリでもまたげるぐらい小さいくらいがいいのです。
たとえ白紙でも、まるに点々だけの顔でも。
それでも書いた分だけ、人も絵日記も、確実に成長します。これは保証します。
進んだ分だけ、見える景色が変わります。
それは進まない限り、見えないものです。
躊躇してスタートラインを眺めている限り成長しないのは、よく考えたら当然ですよね。
この講座は、「完成度の高い作品」を作る事が目的ではなく、自分の心ときちんと向き合って、「凛として芯の通った本当の大人」になる為の絵日記だから。
自分でハードルを上げておいて、「自分には飛べない」と言って眺めている大人は、本当の大人でしょうか。
これはなにも絵日記に限らず、仕事や恋愛など、日常でも同じ思考をする傾向でもあります。
そんな自分を変えたいのなら、絵日記学へ。
絵日記の書き方ではなく、自分との向き合い方が肌でわかるからこそ、自分にしかしっくりこない答えがちゃんと見つかります。
大人が絵日記を始めるには、道具を揃えるより絵を練習するよりまず何よりも先に、自分で無意識に作ったハードルを一度見つめてみてください。
次回の体験講座はじめて編の開催、秋を予定していたのですが、8月に一度追加開催しようと思います。
日程は次回の記事にて。
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