しあわせになりたい…のに。3.いざ望みを書き換えた後に起きること
しあわせになりたいと思っていつも人一倍まじめに努力してきたのに、いつもあと少しのところでそれが消えてしまい、報われないという謎のループ人生。。
それが実は、自分の心の奥底では、「しあわせになってはいけない」を頑なに信じていて、それがずっと叶い続けていたという致命的な原因を発見し、今度は心から「本当は私もしあわせになりたかった」と、やっと選択できた。
これが前回のあらすじでした。
さぁ、これでいよいよ大切にされてしあわせになるバラ色人生が始まる・・・
と思うわけですが、ここからが本格的に色々なドラマが起きることになります。笑
当時の私の抱えていた悩みは、「しあわせになりたいのになれない」のと同時に、恋愛面では「男性から何故かいつもぞんざいに扱われたり、攻撃されることが多い」というものでした。
半分冗談なのかもしれませんが、「一人でも大丈夫そう」と言われてしまう、もうまさに残念女子の典型でした。。
絵日記学での新定義では『思考が現実化するのではなく、心の奥底で信じたことが全て現実化する』でしたね。
そこで前回、無意識では不幸を望んでいた自分というオーダーミスを発見し、ついにそれを書き換えることができた私に、さぁその後何が起こったか・・・!?
初対面の、出会う男性という男性から、ボロクソ言われるという現象が次々に起きました。。
気心知れた友達ならまだしも、初対面で信頼関係も何もないのに、いきなり、です。笑
しかもこれが本当に何人も何人も言われてしまいました。
「さわさんって彼氏、絶対いないでしょ?」
「あぁ俺ムリだわーこういう女。笑」
・・・はい?
え?え、待って、なんで??
長年の「幸せになれないトラップ」をついに解除したんだから、いよいよそこは「幸せになりましたとさ♪」ってハッピーエンドに向かう展開じゃないの?
信じたことが叶うって言ってたんだから、信じることをちゃんと書き換えたんだし、うまくいくんじゃないの??
そうですよね。
なにそれ全然願い叶ってないじゃん!てことは、あの叶えるしくみの新定義とかいうやつ、さっそくもうダメじゃん!!って思いますよね。私も思いました。笑
・・・でね、これで残念オチで話は終わりじゃないんです。
この時、「もう本当は大切に女として扱われたくて幸せになりたい私」は、ここでいつも無意識的に繰り返してしまうパターンを今度は自分で止め、流れを変えました。
何をしたかというと、
ちゃんとそこで傷ついたんです。
「え?なにそれ超普通じゃない?」と普通の人なら思うようなことが、私は今までできなかったんです。
傷つかないよう、心の自動防御プログラムが知らないうちに作動して、傷つかないできたんです。
でもこの時は、いつものようにごまかしたりせず、
自分の本当の気持ちに、蓋をしなかった。
「ちゃんと傷つく」って、そういうことです。
今までなら、こういう状況の時いつも
「あははは、ですよねーーー!私もそう思います!自分が男だったら、絶対ヤですもんw」
って言って、一緒に笑い飛ばしていたんですね。
そうすることで、相手は「へぇ、キミちょっと面白いねぇ」ってなってくれました。
面白さが自分の個性でありアイデンティティであり、それがいいことだと思っていました。
でも結局それって、自分もグルになって、弱い自分を虐めてただけなんですよね。まさに「自虐」ってやつです。
うん、書いていてつくづく、最低だわ。笑
でも、頭では「いじめは良くないよね」とか当然のように思っていつつも、自分が自分を虐めているということを、大人は、心の中で無意識にしています。
だからもうそれ、やるのやめたんです。
傷つかないで済むその対処法は、一見とても有効なのですが、結局は痛みをごまかす蓋でしかないのです。
自分の傷ついた、悲しい、嫌だというその時の本当の気持ちを、なかったことにした。
これをする限り、人の心は自分自身の中に原因不明の不一致が起き続け、だんだん心が、目が、曇り始めます。
すると人生で何故か何度も、本人が自分のごまかした心に気付くまで同じ問題が繰り返され続けます。
だから自分の心を見つめないと、人生で繰り返す謎のループから抜け出せないんです。
「本当は、全然大丈夫じゃないんです。」
「本当は、そう言われるの嫌だったんです。」
「本当は、悲しかったんです。」
それを、蓋をしないで、すり替えないで、ちゃんと見つめてちゃんと傷つき、家に帰って素直に泣きました。
これね、後から気がついたんですが、コーチングのアラン・コーエンという人の言葉で、
「新しいYesを受け入れるとき、自分の中の古いNoが、相手の顔してやってくる」
というのがあったのをふと思い出し、過去の絵日記を開きました。
数年前に一度誰かから聞いた言葉で、その時は「ふーん」くらいだったのですが、今回の出来事を振り返って、うわー、これのことだったのか。。とやっとわかりました。
新しいYes、 つまり私の場合「本当はしあわせになりたい」
を受け入れるとき、
自分の中の古いNo、 つまり「自分はしあわせになってはいけない」が、
相手の顔 つまり初対面の男性陣の顔をしてやってくる。。
うわーーーと鳥肌が立ちました。
つまり、過去の自分の心が、今の自分に起こしたテストだったわけです。
「お前、最近しあわせになりたいとか言っちゃってるけど、本当にそう思ってんの?
本当は自分にはそんな価値ないってわかってんでしょ?
そう思って生きた方が傷つかなくて楽なんでしょ?まだ戻れるよ」
と、書き換えの最終確認を、「初対面の男性」という登場人物を使って起こしてきたわけです。
事実は小説よりも奇なり。です。笑
そして、私はそこで、前の長年馴染んできたポジションに戻らなかった。
「ちゃんと蓋をせず傷つく」という今までにないルートを選択したことで、
「うん。それでも私はもう、自分を虐めないで大切にしてあげる人間として生きるってもう決めたから!」
と古い信念を手放し、自分の意志で前に進むことができました。
「未来の書き換え」って、こういうことで起きます。
つまり、自分の心の奥底の書き換えなんです。
だから自分の心と向き合う必要があるわけです。
・・・そんなことが一ヶ月ほど続いて、
「テストなのはもうわかったけど、で、これ、一体いつまで続くんだろう?」
と、いいかげんテストに飽きてきた(笑)ころ、次のイベントの発生です。
ある講座で一緒になった初対面の男性に、いきなり
「一目惚れしました。もしあなたが幸せを望むのであれば、俺が全力で幸せにしたい。残りの人生をあなたと居たいと思いました。」
と言われるという急展開。急すぎます。笑
まだここ数ヶ月にあった私の心境なんてもちろん一言も話していないのに、いきなり「幸せ」というドンピシャなキーワードまで言葉にされるという。。
本当に事実とは小説よりも奇なり。ライフisドラマです。
「しあわせになりたい」と自分の本当の願いを言い、テストも乗り越え、ついに「俺が幸せにする」という人登場。
目の前に、幸せを「ほら」と差し出された状態です。
さぁ、これで今度こそめでたしめでたし・・・
・・・では終わらないこの「しあわせになりたい・・・のにシリーズ」。
(とうとうシリーズ名までつきました。笑)
なんとまだまだ続きがあります。
※このシリーズを最初から読みたい人はこちら
■しあわせになりたい…のに。2.「何を信じているかの発見」がカギ
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コメント2件
管理人 | 2020.09.10 11:36
みのりんごさん
コメントありがとうございます。
リンク、読ませていただきました。
この理論、女性サイドから読むと…ひどいですね!失礼。
女性の「気を引く」というより、ただただ引きます。。
少なくとも、安心や信頼よりも戦略や駆け引きという
「いかに落とすか」までをゴールにした視点なので、
そんなん吹っかけてこられても全然求めてないんですよね。
最近は言われなくなりましたが、
そういう人に出逢ってしまった場合は、速やかに切ります。
みのりんご | 2017.06.14 7:52
はじめまして。
いつも楽しく拝読してます。
少しずれたコメントかも知れませんが、初対面の男性にボロクソ言われるというのは、「恋愛工学」のテクニックを使った男性かもと思いました。
http://rennaikougaku.hatenadiary.jp/entry/2016/11/01/055357#抑えておくべきポイント
http://www.gentosha.jp/articles/-/8011
至って失礼なメソッドだと思いますし、そんなこと初対面で言ってくる人間なんか相手にする必要ないと思うのですが、塩崎さんに学びがあったのなら、何よりです、、、。