「本当の自分じゃない感」を解決し自分に自信が持てる日記のすごい効果
今の自分は「本当の自分」じゃない
と感じたことはあるでしょうか。
本当の自分で生きていない感はあるけど、
じゃあどういうのが本当の自分なのか
と聞かれると困る。
あれ?
そもそも「本当の自分」ってなんだっけ?
と考え始めると、
ますますわからなくなっていく‥‥
こうして答えが出ないまま
ずっとモヤモヤが続くと、
だんだん自分に自信がなくなっていきます。
「たしかにうまく説明はできないけど、
少なくとも今の自分は
いつも取り繕って自信もなくて、
本当の自分じゃないことだけはわかる」
そんな自分も含めて「自分」なので、
全ての自分を受け入れましょう
なんて本に書いてあっても、
なんだか納得できるようでできなくて、
やっぱりモヤモヤが残りませんか?
というわけで今回は、
この「本当の自分じゃない感」は
じゃあどうすればいいのか?
について書いてみようと思います。
前向きに突き進む自分と何もしたくない自分
ネガティブな自分と前向きな自分など、
「自分」のキャラって変わりますよね。
それは悪いことではなくて、
TPOで適切な自分を使い分けるのは
社会人スキルとして必要なものです。
また、
好きなことのはずなのに気が乗らない
いくら褒められても自信がない
嫌いな人だけど嫌われたくはない
という矛盾した状態も、
どれが本当の自分の気持ちなのか
わからなくなりがちです。
一体どれが本当の自分なんだろう?
これを「一人の人間」単位で考えると、
そのちぐはぐさに混乱します。
そういう時に有効なのが、
自分の性格の数だけ
心の中にいる『大人心』と『子供心』に
分けて考えてみることです。
▼大人心・子供心についてはこちら |
心の中に複数の大人と子供の自分がいて、
好きなことに夢中になる子供の自分
ルールに厳しい大人の自分
寂しがりな子供の自分
冷静でロジカルな大人の自分などが
状況によって反応するのです。
ただ、彼らが暴走してしまうと
コントロールができなくなり、
大人心が過剰に自分を追い詰めたり
子供心がヤケクソで全部壊したりと、
無意識のうちに
自分の人生が苦しくなる方向へと
向かってしまいます。
ただ、ここで誤解を解いておきたいのは、
どの一面の自分(大人心・子供心)も
悪ではないということです。
なぜなら彼らは
あなたを支えるために存在するからです。
直したいと思っている
ダメな自分、嫌いな自分は、
これまでの人生で
あなたを必死に守ってきてくれた
心の中の「自分」の一人なんです。
そのため、自分を変えようとする行為は、
そんな支えてくれている心の中の「自分」を
否定することになってしまいます。
その一人をうまく封印できたとしても、
その後、心に謎の不具合が起き始めます。
なぜなら自分を否定し攻撃する行為なので、
無意識で「自己」が傷ついていくからです。
傷がついて水漏れしている心に注いでも
自信が空っぽなのはこのためです。
こんな自分はダメだ、
もっと自信に溢れてイキイキした自分に
変わらなきゃ!
と努力するほど自己否定になっていた。
「そうか、自分を変えるのも逆効果なら、
諦めてこのダメな自分で
これからも生きていくしかないんだ‥‥」
と割り切ったところで、
やっぱり苦しいものは苦しいですよね。
そんな八方塞がりの状態の突破口が
この大人心・子供心と向き合うことです。
なぜかというと、
大人心と子供心が納得すると、
自分を変えることが可能だからです。
「あれ?自分を変えようとするのって
ダメなんじゃないの?」
と疑問に思ったかもしれません。
先ほど
自分を変えようとすると自己の否定になり
心に不具合が起きてしまうと書きましたが、それとハッキリ違うのは、
「自分」の一面である大人心や子供心本人を
否定していない点です。
「彼らを否定して消そうとする」
と
「彼らに納得してもらう」
を比較してもらうと
わかりやすいかもしれません。
後者の方は存在の否定をしていないので、
攻撃にならないんです。
自己が傷ついて水漏れしなくなるため、
結果、自信も育っていきます。
「なるほど、とりあえず自分の
大人心と子供心と向き合えばいいんだな」
方法を知った人が陥りやすいのが、
やってみたけどあまり効果がないどころか
余計モヤモヤする‥‥
というケースです。
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ここでもまさに、
心の中の「自分」が納得していないと
結局変わらない
という先ほどの現象が起きるのです。
「頭ではわかるんだけど‥‥」
というやつですね。
頭は理屈で納得ができるのですが、
心は納得できません。
特に子供心が納得していないことは、
モヤモヤして不満が爆発するか
無意識に逆のことをして抵抗します。
だから今まで知識や方法論だけでは
「自分」の根本が変われなかったんです。
自分が変わるには子供心が鍵。
「じゃあ、子供心が納得するには
どうしたらいいの?」
大人心の担当分野が思考なのに対し、
子供心は感情・感覚・感性といった
“感”がキーワードです。
つまり、自分が感じたことが
子供心が納得するために重要になります。
「自分がどう感じたか」
大人になるほど蔑ろにしがちなやつです。
社会の中であまり個人的感情は求められず
感覚的に話すなと言われてきたため、
自分が感じたことを自分で否定する癖
がついていきます。
そして自分の感覚が信じられなくなるほど
自信がなくなっていきます。
自分の気持ちにも自信が持てないため、
「自分」もわからなくなっていくのです。
「自分の気持ちを感じる練習」と、
「心の整理をする習慣」を持つこと。
そのために大人が自分の感力を取り戻し、
「自分」を見つけていくのが
大人のための『絵日記学』です。
『絵日記学』の講座で書く日記では、
ただ日々のできごとを書くだけではなく、
その時感じた自分の気持ちから
自分の中の大人心と子供心を
一人ずつ見つけていきます。
そして彼らと向き合い
心から納得することで、
自己否定ではない変え方で
「本当の自分」へと変わっていきます。
一回やったら終わりのものではなく
自分で日々書き続ける日記だからこそ、
繰り返し心にじわじわ影響し
時間と共に大きな変化をもたらします。
しかもダイエットのリバウンドのように
元に戻らないのも大きな特徴です。
それは、表面的な変化ではなく
根本にある自分の心が変化するからです。
あなたが「本当の自分」でいるほど
大人心と子供心も元気になるため、
心の自信も満たされて
さらにイキイキとした自分らしい人生を
生きられるようになります。
自分の心を理解して
本当の自分で生きたい方はこちらから