継続は力なりなのはわかってるけど、その継続が難しいんだよ!な人(前編)

「絵日記なんて、どうせまたこれも続かないんじゃないかと思っていたのに、不思議と今も続いているんですよね。何をやっても三日坊主だった私が。」

先日、生徒さんに言われた言葉です。
日記って、毎日継続するものというイメージがとても強く、やってみたけど途中で挫折してしまうものの代表格ですよね。笑

「なぜこれは続いたんだと思う?」

と聞くと、

「はじめて編(お試し体験講座)の中で絵日記の書き方を聞いて、実際に何を書けばいいのかが具体的にわかっていて、明確だったから。」

と話してくれました。

 

人って、手が止まり行き詰まるのは、何かが見えなくなってわからない時なんです。
この「何か」とは、目標であったり、具体的なやり方だったり、確信だったり、やる意義だったり。

「自由に、なんでも好きなことを書きましょう」とだけ言われても、絵日記に何を書いたらいいか全くわからない場合、白紙のノートというのは、頭まで真っ白にさせます。
自由度の高さよりも、ハードルの高さとして感じてしまいがちです。

自由に書けばいいんだよと言われて、「そっかー♪」とのびのび書けるのは、大人より子供の方。
大人は、大抵ここで「う・・・」とフリーズします。笑

なので最初の体験講座では、「この2つさえ書けていれば、ちゃんと絵日記での効果は得られるから大丈夫だよ!」
というポイントをお伝えしています。

 

又、絵日記が続いている理由を、こうも話してくれました。

「これを書くことによって得られるものや発見が大きいということを、絵日記を始めたこの3ヶ月の間だけでも既にいろいろな自分の変化として体験して知っているから、次は自分の中からどんな発見があるんだろう?と楽しみになり、自分からどんどん書きたくなってしまう
と。

日記でもダイエットでも、「継続は力なり」ということは十分わかっている・・・けど続かない。
その継続を止めるちょっと厄介なブレーキが、「迷い」です。

地道に毎日美顔器を使いながら、1週間くらい経ってふと、「これって本当に効果あるのかな?」と疑心暗鬼になってしまったり、
絵日記を書いていてふと、「これって本当にやる意味あるの??」と不安になってしまったり。

人でも組織でも、迷いが起きると、失速していきます。

そしてこのポツリと発生した迷いを、どんどん増長拡大してくれるのが、「不安」や「疑い」「不安」という感情なのです。

人は、迷うとみるみる失速します。
失速し、そして最終的に、止まる。
これが、「続かなかった」「やめた」という状態です。

片付け、○○ダイエット、スムージー、筋トレ、ファスティング、英会話・・・

そして日記!!

 

続けられなかったことが増えるほど、諦めた体験も同時に増えていきます。
「忙しくて時間がないから」「向いていなかったから」「難しかったから」・・・
いつも何かしら理由をつけて諦める癖を、やり続けていきます。

大人になると、ボキャブラリーが増える分、この「できない理由」の正当化ばかりがうまくなっていきます。

でも、それは本当の大人でしょうか?
子供の頃のあなたがなりたかった大人の姿でしょうか?

大人が、感情という自分の気持ちを後回しにし、見ないふりをするほど、自分の「本当は大事だったこと」は曇って見えなくなってきます。

そして、それと一緒に失われていくものがもう一つ。
「自信」です。

「どうせ続かないんだろうな。だって前にもやろうとして挫折したし・・・」

物事が続かないどころか、新しいことへの挑戦もだんだん積極的になれなくなっていきます。

「自分を変えること」とはいえ、一瞬でお手軽に変わったものって、その後の揺り戻し、リバウンドが必ず来ます。
「継続の力がつく」というのは、絵日記を書いていて得られる大人に嬉しいメリットの1つかもしれません。

継続し続けたことはやがて習慣化し、その積み重ねたものが自分を作るものになっていきます。
「諦めること」を、逆に習慣にしてしまっていませんか?
その習慣もまた、積み重ねてあなたを作っているということになります。

 

ただし、ここで誤解がないように言っておくと、「迷い」が悪いということではありません
悩み同様、生きていたら迷うことは沢山あるのは、人として自然な感情です。
それに、「自分は迷いがない」と一口に言っても、ただ迷いの感情に蓋をしたり無理やりポジティブにして本当の感情に見て見ぬ振りをしている場合、その不具合にかえって心はこじれ、目の前に次々問題としてやってきます。

 

大事なのは、自分の気持ちをちゃんと見つめること。
もし迷いや不安が自分の心の中にあるのなら、その気持ちの本体と向き合うこと。
向き合ったら、その迷いの元にある「問題の本質」は、きちんと解除することができます。

自分の気持ちときちんと向き合い、自分の本質を知っていけるのが絵日記学。
その方法を知ると、自分の感情を元に自分自身を知っていくことがどんどん面白くなり、迷いという苦しい感情でなく、「楽しい!」「もっと知りたい!」という本当のプラスの感情を動機にできるので、ますます継続が自然にできるようになり・・・と、良い循環へと好転していきます。

感情自体にに罪はありません。
善悪もありません。
感情は、乱されたり振り回されるという悪影響だけでなく、逆に感情を味方につけることもできるのです。
感情を味方につけられた時、自分の思いや目標を実現するために、こんなにパワフルで心強いものはありません。

 

さて、物事を継続する上で大事なポイントは、自分の感情。
一つは「迷い」でした。

そしてもう一つの感情が、自分の「モチベーション」。
つまり、熱量です。

 

※長くなってしまったので、後編に続きます。

 

「継続の力」を身に付けたい!
まずはおためし体験講座からどうぞ


2018-07-05 | Posted in 大人の絵日記学No Comments » 

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