やらなきゃだけど気力が湧かない…枯れてしまった心のエネルギーの取り戻し方
やらなきゃいけないなのに、
どうにも頑張れない‥‥
そんな状態になったことはありますか?
「仕事辞めちゃったから
早く次の仕事探さなきゃ!」
「今日まだ何もしてないから
今からでも何かしなきゃ!」
‥‥なのに、なぜか動けない。
廃人のように無気力になり、
ぐったりして何もする気が起きず
気がついたら何時間も経っている時の焦り。
ずっとごろごろしてたんだから
十分休んだはずなのに、
疲れが取れず気力が湧かない‥‥。。
そういう時は、
「心のエネルギー」が枯れてしまった状態
かもしれません。
パソコンやスマホも、
バッテリーの残量が10%切ると
省エネモードになりますよね。
あの状態に似ています。
身体の疲労なら、休養で回復します。
頭の疲労なら、睡眠や瞑想で回復します。
でも心の疲労って、一度枯れてしまうと
なかなか回復しないんです。
こうなってしまうと、
楽しいことや好きなこと
気分が上がることをいくらしても、
今一つ元気になれません。
なぜなら心が省エネモードに入ることで、
感受性も鈍くなってしまうからです。
やる気も気力も湧いてこないまま、
早く抜け出さなきゃ!と焦り
なんとか巻き返そうと
自分を奮い立たせて頑張ったものの、
翌日、余計ぐったりする。
そんな頑張れない自分の姿を
ますますダメに思ってしまう
かもしれません。
実はこの自己否定の気持ちこそが、
心の枯渇を繰り返してしまう本当の原因
なんです。
というわけで今回は、
何をしても気力が湧かないという人へ
「枯れてしまった
心のエネルギーの取り戻し方」
について書いてみようと思います。
ダラダラしてしまう状態から
どうしても抜け出せないことを
人に軽〜く話したつもりが、
言う相手を間違えると
真剣に説得(説教?)されたりします。
「いつまでもそんなんじゃダメだよ!」
「大人でそれはまずいんじゃない?」
「仕事探さないで生活どうするの?」
「あはは、そうだよねー‥‥」
と相手に合わせながら
飲み込んでしまった本音の中には、
あなたの大事な感情が隠れています。
それに、ダメなのなんて
本当は自分が一番わかってますよね。
どちらが正しいかも十分わかってます。
わかってるからこそ、
正解の行動ができていない自分を
無意識に自分でずっと責め続けています。
「わかっているけどできない」って、
そのジレンマが苦しいだけじゃなくて、
できない自分を
自分にずっと責められ続けていることが
苦しいんです。
「無意識に」というのが厄介なところで、
自分でもコントロールできず
なぜそんな不毛なことをするのか意味不明で
自分で自分のことが
わからなくなってしまいます。
コントロールできないから対処もできず、
その状態から抜け出せない。
「この負のスパイラルから抜け出すには
いったいどうしたら‥‥」
テンションが上がることや気分転換で
枯れた心に無理やりエンジンをかける前に、
まずは麻痺して感じなくなってしまった
省エネモードの心を戻しませんか?
何をやっても気力が湧かず
心のエネルギーが枯れた状態って、
本当の気持ちを我慢している時に起こる
「心のストライキ」なんです。
心の中に住んでいる小さな子供が
拗ねちゃっているようなイメージです。
絵日記学では、感情や感性の心のことを
『子供心』と呼んでいます。
そして思考や正しさの心が『大人心』です。
▼大人心・子供心についてはこちら |
「そんなのダメだよ」
という相手の言葉に対して、
正しさの『大人心』も同意します。
「そうですよね、
頑張らないとダメですよね!」
結果、心の中の大人の自分が、
頑張れない自分のことを
厳しく責めるようになります。
でも、頑張ると苦しいと感じてしまう
子供の自分の気持ちは、
我慢するしかないのでしょうか?
自分の気持ちを理解してくれる人が
この世に一人もいないのって、
とても孤独で辛いですよね。
すると
「自分の感じたことに価値はない」と
自分の気持ちをますます抑圧し、
心が枯れる悪循環になってしまいます。
「‥‥そんなこと言っても、
周りに理解してくれる人や
味方がいてくれたらいいけど、
そんな人がいないこともあるじゃない?」
実は味方って、
他人のことだけではないんです。
大人のあなたが
子供のあなたの味方になってあげる。
『子供心』のどんな本音も
良い悪いで判断する前に
まずはちゃんと聞こうとしてくれる、
『大人=味方」になることもできるんです。
最初に「自己否定の気持ちこそが、
心エネルギーの枯渇を繰り返してしまう
本当の原因」だとお伝えしましたが、
『子供心』が起こす心のストライキは、
親に気付いてもらいたくて問題を起こす
反抗期の子に似ています。
『子供心』は、
大人のあなたにわかってほしいんです。
「どんな気持ちを感じても、
大人の私だけは子供のあなたの味方だよ」
という大人の姿勢が、
『子供心』を通して
あなたの心に『自己肯定感』を作ります。
そしてこの自己肯定の感情が、
自信や気力といった
心のエネルギーの源泉になるんです。
気持ちや存在を肯定してくれる味方ができ
『子供心』が安心で満たされてくると、
無意識にあるため解決できなかった
あの不毛な現象にも変化が現れます。
だって本当の気持ちを
あなたにわかってもらえた『子供心』は、
もうストライキの必要がなくなりますから!
心の問題を改善する上で、
あなたの心の中にいる大人と子供の関係は
とっても重要なんです。
体も頭も休んだはずなのに、
ずっと疲れが取れず気力が湧かない‥‥
そんな時は心のエネルギーが枯れていて、
その根本は、自己否定から来ているよ
心を満たす自己肯定感は、
心の中の大人と子供の関係で決まってくるよ
というお話でした。
あなたの心の中にいる
『子供心』を大事にしてあげるためには、
まずは自分の気持ちを知ることから
始まります。
日々のできごとの中で動いた
自分の気持ちを無視しないで、
どんなに小さなことでも
絵日記に書いてあげてくださいね。
書けば書くほど、
枯渇した心に変化が起き始めます。
「どんな時でも、私は私の味方でいよう」
絵日記に自分の本当の気持ちを書くことは、
自信とエネルギーで満たされ
イキイキとした大人になるための、
大事な心のメンテナンスでもあるんです。
ゆっくりでいいので、
いつか心から元気あふれる大人のあなたに
戻れますように!
自分の気持ちを書いたはずなのに
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