しあわせになりたい…のに。6.幸せなフリが幸せを遠ざける

幸せになりたい…のにシリーズ、
私の幸せな恋愛までの迷走体験談、
第6話です。

初めて読まれる方や
忘れてしまった方もいるかと思うので、
前回までのあらすじもどうぞ。

前回までのあらすじ>

 

前回までのあらすじにの最後に出てきた
「唯一自分の元からなくならないものは
“自分” である」
とは、どういうことでしょうか。

付き合っては別れてを繰り返し、
それでも新しい恋愛を頑張っていた頃、
「彼氏ができたら、
そして結婚できたらきっと幸せになれる」
そう思って、
男性に愛されようとしていました。

その時、
「◯◯だったら幸せ」という時点で
本当の幸せには行き着けないことに
私は気付いていませんでした。

なぜ行き着けないかというと、
「〇〇だったら幸せ」
ということはイコールで、
「◯◯がないと幸せになれない」
が無意識でセットになっているからです。

そしてその無意識の方が現実化する
というのが、今までにしてきたお話です。

参考リンク>

 

他人や環境など
自分でコントロールできないものは、
突然なくなってしまう可能性があるため
常に不安を伴います。

つまり、条件付きの幸せって、
どこまでいい条件だったとしても
「幸せが一生絶対になくならない保証」
がないんですね。

 

じゃあ、
自分から一生なくならないものって
何があるでしょう?
あなたが生まれた時から死ぬ時まで、
ずっと自分のそばにあるもの。

それが前回の記事で最後に書いた
「自分」なんです。

 

だから、
この自分の心にポッカリ開いた穴を
彼氏や物や条件など
自分の外にある何かで埋めることは、
一時的に手に入れ幸せになれても
また失ってショックでどん底‥‥という
喜びと絶望を行ったりきたりします。

そりゃあどんなに頑張っても一向に
本当の幸せが手に入らなかったわけです。

私に必要だったのは、
心の穴を何で埋めるかよりも、
そもそも自分に穴が空いていたと
ちゃんと見つめることでした。

そしてこれがまさに、
「自分と向き合う」ことだったわ‥‥
と、こんな仕事をしているのに
気付いていませんでした。。

 

あなたは自分の今の人生に
何点くらいをつけられるでしょうか。

ちなみに当初の私は、自分が
90点くらいのつもりでした。笑

あんなに男性からボロクソ言われたり、
苦手な人に無理やり合わせたりして
帰宅して一人になってから、
どっと疲れたりモヤモヤしていたのに。

 

この時の強がる自分を絵日記で見ると、
恥ずかしくていたたまれない気持ちに
なるなのですが、一生懸命に
幸せなフリをしていたんだと思います。

とは言っても、
嘘をついているつもりはないんですよね。
正確には、幸せだと思おうとしていた。

でも、「幸せ90点」と、
「幸せなフリで90点」は、
似ているようで雲泥の差なんです。

 

認めたくなかったんですよね。
私、そこまではひどくないと思いたかった。
あんなことになっていても、なおです。

 

結局、
嘘ポジティブや幸せなフリって、

自分の穴を見落としたまま、
幸せになろうとして見当違いなことを
頑張ってしまうんですね。

 

「幸せになりたい(本当は幸せ怖い)」
「彼氏ができれば幸せ」
「男性に大切にされたら幸せ」
「幸せにすると言ってくれた人に
ついていけば幸せ」

と、たくさん迷走してきましたが、
根底に「こんな自分じゃダメだ」
と思う心の穴がある以上、
何で埋めても
そりゃ幸せになれないですよね。笑

 

「そっか、そういうことかーーー!」
と、またひとつ、
本に書いてあっても
いまいち理解できなかったことを
痛い目から学習したのでした。

 

人は何のために生きるのか?というと、
色々な答えがあると思いますが、
どの答えも突き詰めていくと最終的には
幸せになる為だと思います。

 

でも、本人が幸せになろうとしないのに
誰かがいくら手を差し伸べても、
最終的には幸せになることはできません。

私がどんなにいい友達に恵まれていても
素敵な男性にプロポーズされても、
自分のダメさや醜さを見せられず、
一人で勝手に苦しくなっていたように。

「俺があなたを幸せにします!!」
という人が突然現れてもです。笑

 

だから、もう誰かや何かで
なんとなく穴を埋めたり、
ひたすら穴から目をそらして
逃げ続けるのでなく、

「そろそろ、
私が私を本当の幸せにしてあげよう」

と思い、結果、
『恋愛』を手放しました。

以前、蒸発した彼に
「仕事と俺、どっちが大事?」
と聞かれた時には、
嫌われまいといい顔をしてしまって
正直に「もちろん絵日記です」
と言えなかったけど(笑)、
あの時、「絵日記」の方が
私の本音だったよなぁと思います。

恋愛や結婚への期待や執着を手放して、
「絵日記学が今の私にとって、
最愛のパートナーだ!」
と、何かが吹っ切れて覚悟が決まり、
絵日記学の仕事一本に専念します。

 

いやぁ、楽しかったですね。笑

恋愛に分散させていた
人生の全ての時間とエネルギーを、
本命だった絵日記学一本に
全身全霊注げるんですから。

「なんだ、情熱を注ぎたかったの、
本当はこれだったんじゃん!笑」
と、なんだか笑えました。

 

そして絵日記学に専念して一年後、
今の夫と出会います。

(長くなったので次回に続きます)

 

 

※このシリーズを最初から読みたい人はこちら

 

◆しあわせになりたい…のに。1.「思考は現実化する」の嘘

◆しあわせになりたい…のに。2.「何を信じているかの発見」がカギ

◆しあわせになりたい…のに。3.いざ望みを書き換えた後に起きること


2019-10-30 | Posted in さわ's絵日記(ブログ)No Comments » 

関連記事

Comment





Comment