「自分にしかできない仕事」をして独自の道を進む
自分にしかできない仕事をしたい。
「好きなこと」はあるけど、
それを信じ切れるほどの核心がない。
そう思って走り出せなくなっている人に、
私の経験してきた10年の試行錯誤が
背中を押せるかもしれません。
‥‥と言っても、
バズったり大金を稼ぐような
華々しいビジネスの成功談
ではありませんが。
今回は、
好きだけどお金にはならなそうな趣味
だった「絵日記」を、
自分の気持ちを大事にして
『絵日記学』という
今の仕事にするまでのお話です。

スキルも才能もない空っぽの私の
新年の宣言
先日2013年の絵日記を読んでいたら、
「絵日記でメシを食う!!」
と書いたページが出てきました。
そうか、絵日記学を立ち上げて、
今年でちょうど10年なんだなぁ
と感慨深くなったので、
この10年を振り返ってみたくなりました。

▲2013年2月10日の絵日記
2013年、当時の私は
「いつか自分の仕事をしたい!」
と思いながらも、
じゃあ何で起業したいかはわからず
モヤモヤし空回っていました。
これといってやりたいビジネスも
積み重ねた仕事スキルも
人より優れた才能もない。
30過ぎまで
何もしてこなかった空っぽの私には、
ただの趣味レベルのもの(絵日記)
しかない‥‥。
今となっては
「だからお前それだって!!」
とツッコミたくなる話ですが(笑)、
当時は本気で悩んでいました。
だって「絵日記」の職業はないし、
無名な一個人の絵日記なんて
お金になるものでもない。
だから絵日記は
最初から「仕事」から除外していたんです。
でも、
もし絵日記が仕事になるとしたらどう?
と頭に言葉が浮かんだ時、
えっ?そんなこと可能なの?
いや、これを仕事になんて無理でしょ?
‥‥でも、
もし、できる道があるのなら‥‥
ものすっっっごいやりたい!!!!
感覚的な表現になってしまうのですが、
自分の中がキラっと感じた瞬間でした。
嬉しいとか喜びともちょっと違う、
感情よりももっと奥にある「何か」が、
呼応したような気がしました。

そんなことがあった数日後、
「旧暦の正月だし
みんなで集まって新年の宣言をしよう!」
という話になりました。
それぞれ今年の目標を発表し、
私のターンに。
「絵日記で、メシを食う!!」
と言っていました。
みんな「‥‥ん?どゆこと??
メシ?あぁ、仕事にするのね。
それで、絵日記でどうやるの?」
私「わかんない!」
ドヤ顔でノープランでした。笑
私「どうやるかはまだ何もわからない。
でも私の心がキラってしたから、
たぶん、この道であってると思うんだ」
そんなまだ中身も根拠もない宣言から
今の『絵日記学』が生まれました。

惨敗と挫折の連続
それでも諦めなかった理由
この宣言をした後から、
「絵日記を仕事にするにはどうしたら?」
と毎日考えていました。
絵日記を描いて売る?
‥‥あれ、全然ワクワクしないな。
自分の絵日記を公開した本を出して印税?
‥‥いらねーーー
よし、絵日記を教える講座にしよう!
とまでは決めたものの、
学校では落書きばかりでロクに勉強せず
過去の職歴にも講師や教育の経験もない
素人の人間です。
誰かの仕事を模倣しようにも、
「絵日記の講座」の先人なんていないので
手探りでやるしかない。
でも、どうしてもこれがやりたい!
こうなるともう執念だけです。

‥‥とはいえ、
理想や想いだけでは
世の中そんなに甘くないもの。
「なんで苦痛だった絵日記を
わざわざ書かなきゃいけないの?
書いてどうなるの?」
と、見向きもされませんでした。
あれ、なんでなのか私もわからない。。
講座をしても全然理解されない。

惨敗続きでとうとう貯金もなくなり、
根拠のない自信の限界を感じました。

「好き」を補完するための勉強で
見えてきた絵日記の価値
できないなら、できるようになろう。
知らないなら、知ろう。
と気持ちを立て直し、
(そう思うまで数ヶ月落ち込みましたが)
心理カウンセラーの学校に通い
幼児教室で講師として働くなど、
自分に不足した経験を
何年もかけて0から積んでいきました。
「絵って心理的にこんな効果があるのか。
感情を抑えるってこんなに問題が起きるんだ。
日記が大事って夏目漱石の猫も言ってる!
アイデンティティクライシスってあるのか。
自己啓発を学んでも
自分がわからないって言う人多いな。
『子供』と『感情』の動きって似てる!」
なんか好き、なんか大事な気がする
という気持ちだけで突っ走ってきましたが、
心理学、哲学、歴史、現象学、
教育、武術、アート、言語‥‥
あれ?どれも絵日記に近い話ばかり。
すごい、
全ての道は絵日記に通ずなんじゃ!?
子供の頃から勉強嫌いでしたが、
好きな絵日記のための勉強となると
別人のように夢中で学ぶものですね。
ただ趣味で書いていた絵日記に
こんなに意味があったんだと
後から知識や理解がついてきて、
ますます絵日記が面白く好きになりました。
私のただの趣味、
めちゃめちゃすごいものだったんだ!
そうしてロジックができていったことで、
少しずつ人にも伝わるようになりました。
そして仕事として成り立ち、
ありがたいことに絵日記でメシが食えている
10年後の今に至ります。

▲2023年2月10日の絵日記
とはいえ、メシ以上の
大成功大ブレイク!!
‥‥とまでは今もなっていません。
でも、自分の中にあった
「なんか好き」という気持ちは、
25年経った今もずっと灯り続けています。
そして、
長い年月をかけてゆっくり少しずつ、
自分の限りある命を使ってでも
大事にしたいことや
表現したかったことが
確かな形になってきたように思います。
「あれ?まだ全然大成してないのに、
自分の作ってきたこの道に
既に誇りがある。。」
10年前の私の
「自分にしかできない仕事をしたい」
という願いは、
ビジネスで大成功したいのでも
稼いだり有名になりたいのでもなく、
「私という人間を
『仕事』という形で表現すると、
私の場合はこんな形なんです!」
と言える仕事をしたかったんだな、と
今になって言葉が見つかりました。
もっと言うと、
「仕事」じゃなくて
「生き方」だったのかもしれません。

自分を支える「二つの自信」
「大丈夫。その道であってるよ。
だって、私だからね。」
そう自分に言えるくらいには、
自分のやっていることを
信じてやれるようになったなと思います。
この、“私”の部分に
どれだけの意味が込められているかで、
信じる思いの強さは変わってきます。
ここまで核心を持って
心から自分を信じられのは、
絵日記を書いてきた中で
「自分」を深く理解してきたからです。

私がどんな人間でどんな特性で
何に強く心惹かれ
何が絶望的にポンコツなのか‥‥。
そんな特性の自分だからこそ、
今やっていることが
いかに自分らしい道かに
深い納得感が伴います。
「信じる」が「確信」になるんです。
‥‥でもそういえば、
納得どころか根拠すらないタイプの
信じるもありましたね。
「どうやるかはまだわかんないけど、
とにかく絵日記でメシを食うんだ!
だって私の心が
今こんなにキラキラ反応してるのに、
これが間違いなわけないじゃないか!!」
という、
自分の中から突き動かされるような
情熱や執念のような確信です。
根拠のある自信と、根拠のない自信。
この二つの自分を信じる気持ちは、
何年もうまくいかなくて
迷い、心が折れそうな時にこそ
自分を支える強い柱になります。
ましてや前例がないものならなおさら、
失敗や心が折れることが何十倍も多いです。
だからこそ、
いかにその時に
自分を信じ続けられるかどうか
が重要になります。

例えば、↑ こんなことまで言われて
10年も結果が出なくても、
そんな自分を信じ続けられるかどうか。
‥‥いや、改めて読んだけど
けっこうボロクソですね。。笑

心の奥にある「好き」を
確かな道に変えるために
こんなのなんの価値もありそうにない。
のに、なぜかついやっちゃう好きなこと
あなたはありますか?
もしあなたの心が
何かに対し特別に感じ惹かれるのなら、
それは絶対大事にしてください。
たとえ他の人から理解されない
無価値そうなものだとしても。

まだ中身のないまま無茶なフラグを立て
10年もかけて回収した同志の私が、
ずっと応援しています!
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