絵日記学続編 卒業生の声:おかぴー

絵日記学の上級生コースである続編を修了した生徒さんたちに、改めて自分たちの変化について質問させてもらいました。

絵日記講座の本編で見つかった「本当の自分」。
では、自分のコアは?
自分のコアがこの世界に届けたい志は?

これを自分自身で見つけ、自分の言葉で表現し伝えられるようになるのが、思考の絵日記講座、続編です。

 

 

2人目は、IT系コンサルの「おかぴー」こと岡 和明(おか かずあき)さん。
(本編の「卒業生の声」の時から転職しました!)

中学時代から有名な自己啓発本やハウツー本をすでに一通り読み、大人になっても自己啓発やビジネスセミナーに通い続けていた結果、自分自身のことや本当にやりたいことがわからなくなってしまったおかぴー。

さて、彼は自分の志を、無事見つけられたのでしょうか。

 

 

1:絵日記学の続編を受ける前はどんな様子でしたか?

本編を受講した頃はリフォームの仕事をしていて、3年連続で売上NO.1で表彰されたりしていたんですけど、「1番にならなきゃ」と思っているのは大人心で、子供心は「自分がやりたいのはこれじゃない‥‥」と思っている状態だったんです。
だから仕事を頑張れば頑張るほどモヤモヤしていくという感じでした。
そのモヤモヤに気づくことができるようになって、自分に素直になれたのが本編でした。

 

絵日記学(本編)を受ける前は、自分の本心(子供心)をずっと無視してきたというか、気づいてすらいませんでした。
感情・感性などの感力はめちゃくちゃ鈍っていました。

そうなったのには理由があって、小学校は幼なじみしかいなかったのに、中学校では一気に3つの小学校が一緒になったんです。
その中学校が結構荒れていて、いじめられないために常にその場に属したキャラを作るようにしました。

その頃からすでにハウツー本を読み始めていましたね。
本に書いている通りに振舞って、その結果、〝本当の自分がわからない〟という状態を作ってしまっていたんです。

 

そんな自分が変わる一番のきっかけが、絵日記学ではじめて編の時から出てくる「心の三層構造」でした。
長い間、大人心を使って対人関係を築いてきましたが、その下の子供心に気づいたんです。
ただ、子供心の思いに素直になり過ぎて、勢いで仕事を辞めちゃいましたが(笑)。

 

2:続編を受けようと思ったのはなぜ?

本編を通して素直になり、感力も取り戻したので、今まで気づいていなかった自分の本心がわかるようになりました。

人と上手くやることに一番重きを置いて仕事をし、成果も出ていたけれど、自分の本心とは違うということに気づきました。

 

 

それでもっと自分らしく生きたいと仕事を辞めた。
そこまでは良かったものの、辞めて何をしようということまでは決まっていなかったんです。

本心まではわかったけれど、「そこから先どうしよう?」状態でした
というわけで、自分が何をやりたいのかを知るために続編を受けることにしました。

 

3:続編を終えてどう変わりましたか?

実は、始めの頃は講座中一貫して子供心が暴走していましたね。(笑)
自分のやりたいことを探しているけれど、どうしても大人心の思考に偏りがちで聞こえの良い言葉ばかりを発してしまい、それに対して子供心が「何か違う」と思うということを繰り返していました。

他者の思考や視点を真似するトレースの課題では、自分が心から良いと思う人ではなくリンカーンなど〝世の中で凄い〟と言われている人を対象にしていたし、志もスティーブ・ジョブズのように世の中を良くするようなものでないとダメだとずっと思っていましたね。

 

自分と向き合う講座なのに、無意識に自分じゃない他者の目線を気にしていて、自分の子供心に目を向けていなかったんです。
ワークをすればするほど「こんなの自分じゃない」と子供心がふてくされてしまいました。

それでもワークとさわさんとの個人面談を通して、「成果を出せない=人に頼られない=価値がない」という思い込みに気づいたことが1つのきっかけになりました。

頑張って成果を出すと、人から頼りにされて自分に自信が出ます。
それは成果を出すことのメリットなんですが、自分がキャパオーバーしそうな時でも人から頼まれた仕事を断れないで苦しくなるというデメリットも同時に存在します。
でも成果を出さないと、仕事を振られることは減っても自信が持てず人との関係もギクシャクしてしまう。。。
どっちに転んでもしんどいという状態が自分の一番大きな課題でした。

 

そこで一旦、「成果を出すこと」「成果が出ないこと」それぞれのメリット・デメリットを整理し、「成果を出すこと=良い事だ」という思い込みを解除していきました。
この時、絵日記学の本編で習った「人は本来、三日月のようなもの。欠けている部分があってもそこは他人が埋めてくれる」という話が考え方を変えるきっかけになりました。
なんでも自分一人でやろうとしてきましたが、それが実は他人の存在や価値を否定するような行為だということに気づいたんです。

そしたら自然と、「できないことはしょうがない。できないことは受け入れながら、欠けている自分は何に注力したいのかを決めたら良い」、「その決めたことをできるようになることが成果じゃないか」と思うようになりました。
今までは結局、人に評価してもらうために頑張っていたんですよね。

 

4:あなたのコアの望み、そして志はなんですか?

「自分が本当に成果を出したいことは何か」と考えた時、「人が自分らしく生きていけるようなサポートをしたい」ということが出てきました。
これが僕の志だと思います。

この頃ちょうど、プログラミングを通してお客様の自己実現をサポートするコンサルタントの仕事に就きました。
仕事自体がコアに通じていますが、それ以前に会社内で社員のみんなが事務作業ばかりに追われていたり、目指している方向がバラバラだったり、上司に萎縮していたりという問題点が見えてきました。

みんなが自分らしく働けていないように感じ、その状況は会社にとってもお客様にとっても、そして僕にとっても良くない、改善したいと自らマネジメント役を買って出ました。

 

そして、今の会社の状況をどう思っているのか1対1で話を聞き、社員一人ひとりの思い込みを解除していきました。
例えば上司は「仕事ができないみんなが悪い」という考えを持っていたんですが、「〝できる〟って何を持ってしてできるというのか?」と質問してみる。
すると、必ずしも仕事ができていないわけではなかったり、社員が悪いわけではないということが見えてくるんですよ。

そうやって相手の思い込みを崩したり、本当はどんな仕事がしたいと思っているのかを引き出したりしていきました。
続編で習ったことを、他者に対して使ったという感じです。

 

ただ、これをやるのは相手と真正面から向き合うことになり、自分の心理的なストレスもすごく大きかったので、当時は毎日朝と夜に絵日記を書いて自分の思いとも向き合っていました。

 

 

最終的に「一度みんなで話し合って、会社の方向性を決めるミーティングをしよう」と提案し、社員のみんなからも満場一致の同意を得ました。
実際のミーティングでは、それまで僕がみんなから聞いた話をまとめていき、意見がちょうど一致するところへ導いていきました。

その結果、それまで落ち込んでいた売り上げが、ミーティングをやった月は会社全体で年間最高を記録することができたんです!
会社に活気が戻り、みんなが本来の力を発揮できる環境になって、僕自身も気持ち良く働けるようになっています。

 

5・最後にひとこと

本編で見つかった子供心やコア、自分の願望を、実社会で形にしていく方法を学べるのが続編です。
それは〝生きる知識〟になっていく。

自分のことだけでなく、目の前の人や会社、世の中に対して現実を動かしていけるようになります。
本編と続編の2つを受けてこそ、本当の自分、なりたい自分になれるんだと実感しています。

 

 

おかぴー、ありがとうございました!

 

 

参考リンク

>web『名言コンシェルジュ』

本編卒業生の声:おかぴー

 

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2019-11-14 | Posted in 大人の絵日記学No Comments » 

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