【絵日記学生の集い2020】5人目 ぐっさん

ライターもっちーの取材レポート第四弾。
『絵日記学生の集い2020』です。

 

〈 一年の振り返りの中にあるドラマ 〉

絵日記学の年末の恒例『一年を振り返る会』を2020年も開催しました!
今年は絵日記講座の本編は8期がスタート、続編4期が終了していて、絵日記学を受講した人数が増えると共に様々なメンバーが入り混じった会になってきましたよ。

コロナ禍に負けず、今回は初のオンラインでの実施。事前に今年の絵日記を読み返し一年を振り返ってもらい、その中から「今年のハイライト」を1人ずつ語ってもらいました。画面越しでも心が揺さぶられるようなドラマがあり、聞き応え十分。
あなたにも共感や感動、気づきがあるかもしれません。ぜひ、十人十色のストーリーをお楽しみください。

(ライター:もっちー)

1人目 あっちゃん ・・・〉記事を読む

2人目 あやさん ・・・・〉記事を読む

3人目 おかぴー ・・・・〉記事を読む

4人目 かおりちゃん・・・〉記事を読む

5人目 ぐっさん ・・・・〉記事を読む

6人目 さとこさん ・・・〉記事を読む

7人目 みやまいちゃん・・〉記事を読む

8人目 もっちー ・・・・〉記事を読む

9人目  ゆきさん・・・・〉記事を読む

10人目 Yukiさん・・・・〉記事を読む

11人目 さわさん・・・・〉記事を読む

 

  ぐっさん 

本編7期生 続編4期生

 

 

ぐっさん:私はあっちゃんと同じく今年『続編』を受講し、『本編』卒業後一人でやるよりも絵日記とちゃんと向き合うことができたなと感じています。
その中で大切な気づきを2つ得ることができました。

1つ目は「自分で自分を認めるということは、自分で自分を否定しないことである」ということです。
続編の中で「究極の安心安全とは、承認である」ということ、そしてそれを「他人に求めるのではなく、自分で自分を認めてあげることがとても大切」だということを学びました。

「自分で自分を認める」とはどういうことなんだろうと考えた時に、始めはちょっとわかりにくかったのですが、「否定しないことがイコール認めることになるんじゃないか」と気づきました。
ここで重要なのは、無意識でも否定しないこと

私自身、人と話すことや人前で話すことに苦手意識があるのですが、ある時うまく話せなかったことがあって、「仕方ない、仕方ない」と自分に対して励ましのつもりで言い聞かせていたことがありました。
でもそれは、よくよく考えてみると、「自分は人前で話すことが苦手だから、できないから、そういう人間だから仕方ない」と自分で自分を低く見ていたこと、そしてそれを悲しんでいる子供心がいることに気づいたんです。
その時は自分でも無意識だったのですごく驚いたと同時に、子供心が欲しがっていたのは「できない時もあるよね」というような言葉で、ニュアンスが違った、励まし方が違ったんだということに気がつきました。

 

 

2つ目の気づきは、「自分が変わりたいと思ったときにも、今の自分から1つずつ変わっていくしかない」ということ。
これはキングヌーの『白日』という歌詞から気づいたことです。

引用すると

「真っ新に生まれ変わって
人生一から始めようが
へばりついて離れない
地続きの今を歩いているんだ

もう戻れないよ、昔のようには
羨んでしまったとしても
明日へと歩きださなきゃ
雪が降り頻ろうとも」

私は人と話すと、うまく話せる時もあれば話せない時もあります。
話せない時、相手に「なんだこの人、この間はよく話してたのに」と変に思われるくらいなら常に話せない方が良いんじゃないかと思ったこともありました。飲み会とかではわーって騒げたりするんですけど、次の日会社に行くとまた引っ込み思案に戻っている自分も嫌だったりしていました。

でも、1回ずつ話せる回数を増やしていくこと。一気に話せない人から話せる人になれなくても、話せた、話せなかった、話せた、と、1カウントずつ話せた経験を積み重ねていくこと。
これが、変わっていく上でのリアルな方法なのかなということに気づいたんです。

結局、今の自分からスタートするしかないということ。だからこそ今の自分を否定しないことが大切で、そこから一歩ずつなりたい自分に向かっていく
その中で絶対失敗することや上手くいかないこともあると思うんですけど、できたことを一つずつ認めていければいいんだな、これからそうしていけばいいんだなと思いました。

自分は自分でいいんだなと感じられるようになって、続編を受けて良かったです。

 


さわさん:
ぐっさんは続編を受講するようになってから物事の考え方や発言の内容みるみるが成長していって、実際に行動したり相手とちゃんと話し合ってコミュニケーションを取るようになったというのが、側で見ていて本当に素晴らしい変化だったなと思います。初期のあらゆる方面にシャッターを下ろしていたぐっさんとはもう完全に別人だもの。笑

この一年で、グッと大人らしくなったよね。自分の素直な気持ちがわかって、自分の思考癖に気付いて解除し、自分の考えや意見を持って、それを相手に伝えようとして、そのために自分が今何をしたらいいか考え行動できる。コミュニケーションが取れず居場所のなかった職場の中で、これらが発揮されて今はちゃんと職場の仲間の一員になっていることがとても嬉しいです。

そして何より今日のこの発表の内容ですよ。。笑
あのぐっさんがこんなしっかりとした素晴らしい発表を自分の言葉で!本当、立派になったねぇ。

 

できる自分だけじゃなく、できない自分のことも信じてあげられる、自分への信頼や優しさのような気持ちが芽生えたのは大きかったね。
自分が自分に対して安心できる存在であること。これが自分の中の『大人心』と『子供心』の信頼関係がちゃんと結ばれている状態なのだと思います。

発表、カッコ良かったよ!
来年は、続編で見つけたぐっさんのコアの志を実行していく挑戦の年にしてください。応援しています!

 

ぐっさん、ありがとうございました!

 

 


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