大人の絵日記講座 本編第3話『くらやみ美人編』を開催しました
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大人の絵日記講座、本編の第3話【美】
『くらやみ美人編』を開催しました。
今回の講座でお話しするテーマは、
美しさについてです。
外見的なことと思われがちな美しさ。
あえて視覚のない状態で美しさを探し、
美について考え学ぶ講座、
それがこのくらやみ美人編です。
‥‥とは言っても、
「絵日記」と「美」って
あまりにも関係なさそうですよね。笑
ここでポイントになるのは、
美しさも心も
五感で丁寧に感じないとわからない
ということです。
自分の本当の気持ちを知る
大人のための絵日記学。
大人になると錆びついてしまいがちな
五感の感受性を磨き直し、
自分の心を知る方法を学んでいきます。
そして
『美人の空気』のまとい方についても。
今回の3話は課外授業。
事前に集合し、アシスタントの引率で
会場へと向かってもらいました。
「なんだか遠足みたい」と、
早くも子供心が刺激される人も。笑
教室に到着し講座が始まると一転、
真面目なお勉強モードに。
講座の最初の説明では
みなさん真剣な顔つきでしたが、
いざアイマスクを付け
暗やみ状態でのワークが始まると、
再び子供心のワクワクモードへと
変わっていきました。
何も見えない状態の中で
人とコミュニケーションを取るにはと
試行錯誤して伝えたり、
これはなんだろう?と
手で触れたり
耳をすましたり
匂いを嗅いだり
そこから得られた情報から
頭の中でイメージしたり‥‥。
それをどう言語化するか、
自分の中で言葉を一生懸命に
探している様子が伺えました。
「私は自分でも
感受性が強い方だと思っていたけど、
日常では見た目ばかりに囚われて
全然五感の感性を使えてなかったんだなと
衝撃だった。。」
と、後日生徒さんが絵日記に
感想を書いてくれました。
暗やみのワークが終わると、
今度は明るい教室での座学へと移ります。
暗やみワークで開いた感覚と
座学のテーマである美しさを関連付けながら
心について学んでいきました。
講座終了後、
暗やみの中でみんなで作った作品を囲んで
写真を撮ったり感想を言い合ったりと、
自分たちのチームワークの良さを
振り返っていました。
こんな風に、
生徒さんたちの距離が一気に縮まるのも
この第3話です。
大人の社交辞令的な付き合い方でなく、
子供同士が一緒に遊んで仲良くなる
あの感じに近いでしょうか。
お互い子供心が出てきた者同士の
コミュニケーションって、
素直になれるので
自然と打ち解けやすくなります。
その後カフェに移動して
講座の感想シェア会を行いましたが、
いつものように話は尽きず。
冬のテラス席で2時間以上も
語り合っていました。笑
感想の中で印象的だったのは、
今回の講座で生徒さん全員が
何かしら心に影響を受けて
自分の子供心が表に出てきたこと。
子供の頃いたずらなんてしなかったのに、
自分の中にいたずら好きの子供心が
いることを発見した人
昔ずっと学校が大嫌いだったのは、
子供心が敏感すぎて
刺激が多かったからだったと気付いた人
言葉で表現するのが苦手で、
人にうまく伝わらないことに
モヤモヤする子供心がいた人
人の温かさに包まれる安心感を
求めていた子供心がいたとわかり、
実際にその感覚を講座の中で実感できた人。
こんなに自分自身で気付けるとは
主催した私たちもびっくりで、
改めて絵日記学にやってくる生徒さん達の
子供心の感受性の強さと学び取る力に
驚かされた一日でした。
目に見えない美を探すために
五感を働かせて丁寧に感じる体験をし、
そこから様々な発見や
自分自身の心の動きに気付くことが、
「自分」を知るためには大切です。
今回の講座では、自分の気持ちを
ちゃんと感じられるために必要な
感受性の基礎下地を作っていきました。
そしていよいよ次回の第4話
『自分の言の葉編』からは、
本格的に心の構造についての理解を
深めていきます。
絵日記を書いて自分と向き合う
とはどういうことなのか。
これまで書いてきた絵日記の読み解き方と
『自分の本当の気持ち』が
いよいよ明らかになっていきます。
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