大人の絵日記講座 本編第6話『審美眼編』を開催しました

【本編開催レポート一覧】

 第1話『タイムカプセル編』

 第2話『絵力編』

 第3話『くらやみ美人編』

 第4話『言の葉編』

 第5話『ここでなぜか体編』

 第6話『審美眼編』

▲今ココ

 第7話『未来絵日記編』

 第8話『冒険の始まり天道編』

 

 

大人の絵日記講座、本編の第6話【真】
『本質を見抜く審美眼編』を開催しました。

これまで自分の書いてきた絵日記を通して
物事の本質を理解し
本質的な話ができるようになるための講座、
それがこの審美眼編です。

講座当日。
大きく心が揺れた
前回の第5話『体編』の後、
日常や自分自身にどんな変化があったかを
みなさん自分の絵日記を開きながら
報告し合っていました。

その時のことをどう感じ
どんな風に絵日記に書いたのかが、
今日の第6話の内容の
大事な材料になってくるんだよ
ということで講座がスタートしました。

さて今回のテーマである『審美眼』。
聞き慣れない言葉かもしれませんが、

①美や価値を見極める力
②物事の本質を見抜き深く理解する力

という意味があります。

 

「でもそれが絵日記と関係あるの?」
と不思議に思うかもしれませんね。

日々のできごとを書きながら
自分の気持ちに気付いていく絵日記ですが、
積み重ねていくほど
自分自身に対する理解も深まっていきます。

そしてこの自己理解もまた、
「自分」という本質の理解
と言えるわけです。

本質がわからないと、
自分の思考や表面的な感情に騙されて
自己理解もミスリードしてしまいます。

 

見た目や表面的なものに惑わされず
本質的な考えができる力。
身につけられたらいいですよね。

だって私たちの生きているこの社会には、
表面的なものやあらゆる情報で
溢れているわけですから。

審美眼が使えたら便利‥‥
というレベルでなく、
『本当の大人』になるために
物事の本質を理解できる力は、
必ず必要な要素になってきます。

さて、今回の講座では、
事実と解釈の分類や
人が美を感じるしくみについて解説。

驚きの言葉が出たり
涙ぐむ人がいたりと、
前回の第5話『体編』を受講以降
自分の心の動きによく気がつき、
リアクションもより豊かになりました。笑

 

自分の絵日記の中から
『事実』と『解釈』を探すワークでは、
みなさん真剣に
自分の過去の絵日記を読み返していました。

途中、
「私の絵日記、
事実がひとつも書かれていない!!」
と気付いて笑い出す場面も。

自分の書いた絵日記の中から
事実を探すことが、
まさに今回のテーマである審美眼とも
関係しているんです。

 

講座後の感想シェアでは、
講座中に発表できなかった事を
後から落ち着いて考えて発表したり
講座中に反応した自分の気持ちを見つめ
それを言葉にしてみたり。

感想の内容からも
自分の心を丁寧に観察し、
内省が以前より深くなっていることが
よくわかりました。

以下は生徒さんの感想です。

「発表で自分の番が来た時、
いい事を言わなきゃ!と思ったら、
自分の答えと違うことを言っていました。
自分が本当は感じていたことを
言えなかったんです。

その時
『正解の自分』と『感じている自分』が
バラバラになってる感じが、
ハッキリわかりました。
感じたことをそのまま言える自分になりたい
とも思いました。」

 

「講座の途中、
過去のいろんなできごとを
思い出していました。
子供の頃に、
自分の意見や感じ方があっていい
って教えてもらわなかったんだなって。

だから講座の中の
『美を感じるしくみ』で、
ひとりひとりの違う感じ方がある
と知って、なんだか涙が出てきたんです。

ワークの中で私が書いた
未来の理想の大人は、
『自分をわかってくれる大人』でした。
本当は、自分の事を誰かにじゃなくて
自分にわかって欲しかったんだ!
と気付けたら、
すごく納得して安心しました。」

 

「『事実と解釈』について聞いて、
子供の頃にかなり影響を受けてきたな
と思いました。

最近ちょうど仕事で
トラウマが掘り起こされることがあって、
生きることが怖いと思っていたんです。

解決できるのか疑問だった事が、
ワークの中にも反映されて書いていました。
未来の自分の大人心に理解してもらえて、
ちゃんと解決する
ということがわかっただけでも
よかったです。」

 

「私は子供の頃から
親にいろんな『本物』を
見せてもらっていたけど、
本物の美はどこにあるのかについては、
本当は何もわかっていなかったんだな
と思いました。

今までは
花の美は『花』にあると思っていたけど、
社会的に美しい物を
『美しい』と思おうとする先入観がある
と気付きました。

まずは自分がどう感じるかを
一度ちゃんと見つめ、
それを外に伝えるかどうかを
考えていけばいいんだとわかりました。」

 

「今までいろんな歪んだ解釈を持ったまま
恋愛していたんだなぁと思いました。
フィルターを取り除いて恋愛したい!
さわさんの一期一会の話にもあったように、
常に新鮮な目で相手を見れるようになりたい
って思いました。

仕事面でも、絵日記を始めてから
少しずつ客観的に物事を見ることを
実践しているんです。

そうしたら
最近忙しくてもパニックにならなくなり、

周りからも
「大人になったね」とか「落ち着いたね」
と言われるようになったんです。

今日の講座で
今の現実の満足度を聞かれた時、
80点って自分に点をつけられたのも、
絵日記の実践のおかげだと思う!」

 

これまで書いてきた自分の絵日記に
いろんな「自分」の片鱗があるとわかり、

他にもまだまだ見つかりそう!と
みなさん過去のページを遡って
真剣に読んでいました。

絵日記の本当の使い方を知らなければ、
普通、こんなにガッツリ自分の絵日記を
読み返したりもしないですよね。笑

 

さて次回は第7話【時】、
『未来絵日記編』です。

 

【本編開催レポート一覧】

 第1話『タイムカプセル編』

 第2話『絵力編』

 第3話『くらやみ美人編』

 第4話『言の葉編』

 第5話『ここでなぜか体編』

 第6話『審美眼編』

▲今ココ

 第7話『未来絵日記編』

 第8話『冒険の始まり天道編』

 

 

絵日記を書いて自分を深めてみたい方は
まずこちらの初心者講座からどうぞ


2021-05-10 | Posted in 大人の絵日記学No Comments » 

関連記事