【絵日記学生の集い2018】10人目 おかぴー
ライターもっちーの取材レポート第二弾。
『絵日記学生の集い2018』です。
〈 一年の振り返りの中にあるドラマ 〉
12月の年の瀬。講師の沙和さんと絵日記学を学んだ生徒たちが集まり、今年一年の閉めくくりをする座談会。今年も開催しましたよ~
昨年、「自己紹介」で始まったはずが、一人ひとりが絵日記学との出会いから学ぶ中での自分の中に起こった葛藤、そして変化や成長を大いに語り時間が足りなくなるという結果に。その反省を活かし、今年は事前に語ることを項目に分け、考えてきてもらいました。
テーマは「今年のターニングポイント」。
1.どんな出来事があったのか
2.その時どう感じたか
3.それにどう向き合ったか
4.結果どう変わったか
について、その当時かいた絵日記を持ってきて見せてもらいながら話してもらいました。
5分という限られた時間。でも、その中にギュッと凝縮されたドラマ。昨年にも劣らない濃ゆ~いお話、ぜひご覧ください。
(ライター:もっちー)
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おかぴー
【名前】
岡 和明(おか かずあき) おかぴーです。
本編3期、続編1期生です。
【職業】
プログラミングスクールの営業です!
プログラミングを学びたい人に、どうやって勉強して、その勉強の先にどうやって人生に活かしていくかを教えています!絵日記学の続編で学ぶ「メタの質問」をフル活用しています(^^)
今は、発達障害のある大人(僕もそうです)の人に向けて、より生きやすくなるようなサポートをする仕事を自分でやろうと模索中です!
【絵日記学を知ったきっかけ】
25歳の時に、仕事はそこそこ出来るようになってきたけど、「自分が何をしたいのか」が全然分からなくて、モヤモヤしていました。
セミナーや自己啓発本は読み漁りましたが、解決されず途方にくれたところ、facebookで沙和さんのブログを発見!
引き込まれるように読むと、「そっか!自分のことが分からないからモヤモヤしているのか!」と納得して、会社を休んで「はじめて編」を受講しました!
【絵日記学受講の決め手】
はじめて編で「心の三層構造」をさわさんに教えてもらった時に、雷が落ちました!
「ずっと大人心を伸ばしてきたけど、子供心とコアを一切無視している!」と愕然としました。
自分のコアを知りたくて、迷わず受講を決めました。
1.どんな出来事があったのか
自分の「本当にやりたいこと」が見つかりました。
僕は、中学・高校・大学・社会人と常に1番を取ってきました。勉強で1番、スポーツで1番、営業で1番。
じゃあ、小学校時代はどうかというと、勉強もできず、スポーツもできず、友達も少なかったです。
なぜかと言うと、僕はADHDという発達障害があって、学校でよく忘れ物をしたり、集中力が続かなかったりして、学校生活がうまく送れず、ゆえに自分に自信もありませんでした。
そんな自分を変えるために、中学校から自己啓発本を読んで、自己改造して1番を取って、自信をつけてきました。
いろいろなことが出来るようになって褒められることも増えましたが、実はずっと、どこか「自分じゃない」感じがして、モヤモヤしていたんです。
それが、絵日記学と出会い、本編を学ぶ中で、自分の根っこにある感情と向き合うことができました。
そして、絵日記を書き続けるなかで見つけたのが、「自分がADHDの特性で悩んで、10年以上に亘って向き合い、乗り越えてきた経験を人に伝えたい」という思いでした。
2.その時どう感じたか
「ADHDを抱えている人のために何かしたい!」と思って動き始めたんですが、「さぁ、やりたかったことが見つかったからバリバリやろう!」と頭では思っていながら、実際はなぜか手が止まってしまうんです。
僕は、もともと好奇心が旺盛で、色々な趣味や、副業に手を出しました。
だけどいつも、数日したら、熱が冷めて飽きてしまうんです。
飽きて放り出してしまう自分に、「こんな簡単なことも続けられないのか」と自己嫌悪していました。あと、「やるからには完璧じゃないと!」と思う自分もいて、完璧なアイデアになるまで動けないんです。
今回も飽きて放り出して自己嫌悪しないようにと思って慎重になったり、完璧なアイデアを練ろうとして行動を先延ばしにしちゃったりしていました。「やりたいことは見つかったのに、思うように進まない」と、またモヤモヤする毎日でした。
3.それにどう向き合ったか
モヤモヤを沙和さんに相談したところ、「今回のおかぴーの思いは、ちゃんと“志”から沸き起こっている。だって今までと比べ物にならないくらいの情熱があるのが、話していてわかるから。」と言ってくれました。
その言葉から、「人が自分らしく生きるサポートをすること」が自分の志であることを思い出しました。それは絵日記学の講座を通して僕が見つけたものです。
今までの趣味や副業は、頭で「やったほうがいい」とか「やるべき」と思っているものを無理やり「やりたい」と口にしてやろうとしていました。やろうと思わせている時点で、本当にやりたいことではないですよね。
それに対して、「ADHDの人のためになりたい」という想いは、自分の中から自然に湧き出るものです。これが本当にやりたいことなんだなぁと思いました。
4.結果どう変わったか
それに気づいてからは、ADHDの人たちのサポートをどうやってやるのかを寝る間も惜しんで取り組んでいます!
そしてちょうど今日、後輩に会ってこの思いを話したら、実は後輩もADHDに悩んでいたことがわかりました。
僕のことを「自分とは全然違っていて、うらやましい」と思っていたらしいんですが、今日話をしたら後輩よりも僕のほうが元々の症状は悪かったことがわかり、後輩は自信がついたようでした。
さらに、その後輩はWebデザインのフリーランスをしているので、出来る範囲で僕がやろうとしていることを手伝ってくれることになりました。なんだかトン
トン拍子で話が進んでいます。
今まで一人で「1番」を目指していましたが、本当にやりたいことをしていると苦しくならないし、共感してくれる人も出てくるのだな!と嬉しい発見でした。
今まで、いかに「周りから見て変に思
われない〝普通〟になるか」を意識していましたが、同じ症状で悩んでいる人がいたら自分の辿ってきた足跡を伝えて、勇気づけられるといいなと思っています。
来年は、より具体的な形にして、世の中に出していきたいと思います!
おかぴー、ありがとうございました!