【絵日記学生の集い2018】12人目 けいこさん

ライターもっちーの取材レポート第二弾。
『絵日記学生の集い2018』です。

 

 

〈 一年の振り返りの中にあるドラマ 〉

12月の年の瀬。講師の沙和さんと絵日記学を学んだ生徒たちが集まり、今年一年の閉めくくりをする座談会。今年も開催しましたよ~

昨年、「自己紹介」で始まったはずが、一人ひとりが絵日記学との出会いから学ぶ中での自分の中に起こった葛藤、そして変化や成長を大いに語り時間が足りなくなるという結果に。その反省を活かし、今年は事前に語ることを項目に分け、考えてきてもらいました。

テーマは「今年のターニングポイント」
1.どんな出来事があったのか
2.その時どう感じたか
3.それにどう向き合ったか
4.結果どう変わったか

について、その当時かいた絵日記を持ってきて見せてもらいながら話してもらいました。

5分という限られた時間。でも、その中にギュッと凝縮されたドラマ。昨年にも劣らない濃ゆ~いお話、ぜひご覧ください。

(ライター:もっちー)

けいこさん

【名前】
平林 桂子、1期生です。

【職業】
ハーブ・アロマの仕事をしています。
たまにベビシッターもしています。

【絵日記学を知ったきっかけ】
お友達のFacebookで大人の絵日記の存在を知りました。そこから、沙和さんのFacebookを読んで心の琴線に触れて、沙和さんに「絵日記のはじめて編に参加したい」とメッセージしました。

【絵日記学受講の決め手】
当時、自分のコアがわからなくなって彷徨っていた時に、沙和さんの講座のはじめて編を何回か受けて自分が変化していくのを感じたから。(その時はまだ本編がありませんでした)

 

1.どんな出来事があったのか

大きかったのは自分の母親との関係性に気づいたこと。私の中には母を尊敬している気持ちと感謝の気持ち、それとは別に私自身のことを本当には理解してくれていなかったなぁという気持ちがずっとありました。

ある日、母と電話や直接会って2人で話していると、「心配してくれるのはありがたいのだけれど、なんで必要以上に私の立場になっているんだろう?」と思うことがありました。
前からなんとなく感じていた違和感をとても大きく感じ始めていました。「母は私じゃないよね?」と。

絵日記でいつも出てくる感情の裏側には子供の頃の母や祖母との関係性、感情のかけらが隠れていたのですが、さらに、今まで気づいていなかった「母は私と一心同体だと思っているのかもしれない」ことに焦点が当てられることになったんです。

 

2.その時どう感じたか

これは冷たい表現かもしれないのですが、親身に理解してくれようというよりも母が私自身になってしまっているような錯覚が起こってしまって、「やめて!」という感情が湧いてきました。
親が子を思うのはわかりますが、私は私で、母は母なので、その境界線を超えられてしまっているような状態に奇妙な感じを抱きました。

「お母さん、私にならなくて大丈夫だよ」と伝えたのですが、それはその時の母にはたぶん伝わりませんでした。「きっと今は伝わらないだろう」と思い、感謝だけ伝えて、その場はそのままに。

 

3.それにどう向き合ったか

それから数日、気持ちが緩んできて、同時に絵日記を書くうちに大きな気づきがありました。
子供の頃、母は仕事が忙しかったので私としてはあまり甘えられなかったり、母と過ごすことができなかったり、話を聞いてほしい時に聞いてもらえなかったりすることをある程度諦めていました。
そしてそれを「母と理想の親子関係を築けなかったなぁ」と残念に思っているところがありました。

絵日記の本編でも続編でもことあるごとにこの子供の頃の出来事が出てきてはいたのですが、今回出てきたのは〝愛されているのに愛されていないと信じている私〟でした。

愛が雨のように降り注いでいるのに、愛が降っているのに、私は傘をさして、愛されてなくて悲しい〜と受け取ってなかったことに気づいたんです。
欲しい愛じゃなかったから、私が欲しい愛じゃないから見ない、聞こえない、感じないものとしていたと気づいたんです。

 

でも、つまりそれだけ母親を求めていた、母親のことがそんなに大好きだったんだと衝撃を受けました。
母が必要以上に干渉してくることに対し、「私の意思が尊重されてない」と傷ついていたんです。

 

4.結果どう変わったか

後日、母親から、「私の声が聞きたかったから」と電話をもらいましたが、母の素直な気持ちがとても嬉しかったと同時に、私を大好きでいてくれる気持ち、尊重してくれている気持ちを私も素直に受け取ることができました。

今回のことで、子供の立場で親と上手く信頼関係が築けなかったり、孤独や絶望を味わったり、逆に親の立場では愛情が子供に上手く伝わらなかったりして、子供は親に愛されてないと勝手に信じこむようになるのかもしれないと思いました。
そして、私が親と子のサポートをしたい理由はここにあるんだろうなと自分の根本に気づくこともできました。

子供たちが「生まれてきて良かった〜」「楽しい人生だった」と全うするそんな世の中。自分も含めて笑顔で人生を楽しむ大人が増えたら、素敵だな。愛の循環がおきて、自分を信じられる、お互いに信頼し合える世の中に暮らせたらいいな、とういう世界観に繋がりました。

その世界観を実現するために、ここ何年かセラピストの仕事の傍らで保育園や学童やシッター、産後ケアセンターで子供との向き合うことからも学ばせてもらっています。

 

けいこさん、ありがとうございました!

 

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